気仙沼のカネダイ社の「かに物語」のカレーを食べてみた。
カニ爪が二本入っていて、カニの殻で取った出汁が使われていて味濃厚。
もっと沢山買ってくればよかったなぁ。。。追加しよう。。。
気仙沼のカネダイ社の「かに物語」のカレーを食べてみた。
カニ爪が二本入っていて、カニの殻で取った出汁が使われていて味濃厚。
もっと沢山買ってくればよかったなぁ。。。追加しよう。。。
4/1~4/10までのうちの5日間、18きっぷの旅が無事終わった。
4年ぶりに買った18きっぷ、いやぁ。。ヤバい、楽しすぎた。
いちいち時刻表で時間と繋がりを全部調べ、電車内ではアナウンスに耳を傾け、
乗り換え数分はザラで階段を駆け上がり、ホームでは電光掲示板を確認する。
そんなめんどくさい旅が”楽しい”だなんて、やっぱり自分はおかしいかも?
今回旅から帰り、行った先をupしながら、強くそう思った。
今回行った県は、東京都、群馬県、栃木県、茨城県、秋田県、宮城県。
乗った線路は、東北本線、山手線、常磐線、水戸線、両毛線、信越本線
奥羽本線、陸羽西線(BRTバス代行)、羽越本線、北上線、大船渡線
気仙沼線(BRTバス代行)、仙山線
5日間で歩いた歩数は41,555歩。平均8,311歩。
一日で一番歩いたのは宮城県、14,737歩だった。
大雑把に言えば、春、夏、冬にしか発売されない18きっぷ。
でも、5日間(又は5人、5回)で12,050円、一日約2,410円也。
旅費が12,050円でこの位の旅が出来たら、貧乏人には大助かりなのだ。
九州の枕崎駅から、北海道の稚内駅まで18きっぷで旅をした人がいて
6日間かかったという。6日間が”長い”と思うか、早いと思うかだけど
私は単純に、”18きっぷで行けるんだ~~”と感動してしまった。
(厳密にいえば奥津軽いまべつ~木古内間は、新幹線オプション券必要)
そう考えると、時間さえかければ遠くまで行けるんだなぁ。。。と知る。
でも、「行き」だけで6日間だから、帰路は飛行機なのか新幹線なのか。
時間と体力と気力のある人なら、また6日間かけて帰っても来れる。
18きっぷ12枚という事は、3シート必要で、36,150円也。
私も、半分ずつ、新潟から北海道までと、新潟から九州まで挑戦したい。
生きてるうちに何時か、気力と体力があるうちに、絶対行きたいなぁ。。
18きっぷで会いに行く『日本製』第5弾は、宮城県気仙沼市。
JR気仙沼線(BRTバス代行) 南気仙沼駅から徒歩13分、(株)カネダイさんを訪ねた。
東日本大震災で気仙沼は、津波とその後の火災で壊滅的な被害を受けたという。
気仙沼湾と西側を流れる大川に挟まれた地にあった15の事業所全部が流されたカネダイ。
もう気仙沼は終わったな、事業も畳まないといけないなと個人的には思ったと専務の佐藤氏。
しかし、3/14に幹部が集まり今後の話し合いをし、社員5名を東京の取引先に出向させ
3/21には内陸部に小さな事務所を借りて、そこを集合場所にしてがれきの片づけをしたり
社員に給料を払うために、自社の天井裏から電線を取って中の銅線を売ったりしたという。
そのうちパソコンをかき集めて少しづつ仕事もできるようになり、年末には
新しく、オリジナルブランドの「かに物語」を始められるようになったそうだ。
気仙沼は21年連続カツオの水揚げ日本一だったが、震災から3か月後の6月末には
みんなの頑張りで、実際カツオの水揚げを行うことが出来てしまったという。
震災後、日本一が途切れるんじゃないかと言われていたが、いまだ日本一をキープ中。
取材時はまだ被災建物や仮設住宅、更地、建設中の道路建物などがあったようだが
今は大きな立派な、水産会社や倉庫や多くの会社の建物が建つエリアとなっている。
気仙沼湾の方にてくてく歩いて行くと、「海の市」の建物がある。
その中に、カネダイさんが震災後立ち上げた「かに物語」の直営店があった。
優しい店員さんに色々お薦めを聴いて、自宅に送る準備をし、駅までの地図も戴いた。
さあ、JR大船渡線の気仙沼駅まで歩くぞ、30分強位の筈、間に合うぞと出発。
途中、変な近道をして居場所が不確かなので、道行くお姉さんに早めに聴く。
そんなこんなして、ようやく、時間ぎりぎりで気仙沼駅に到着したのだった。
少し前から卵が高いなぁと思っていた。
前は200円以下で買えていたが、今は250円近い。
鳥インフル拡大と世界情勢の悪化が原因、高値は暫く続くのかな、、。
先日、退職後の手続きで市役所に行ったとき、マイナカードも手続きして来た。
健康保険証と貯金通帳を紐づけすると、マイナポイントが15000円貰える。
今の失業中の身には、15000円はすんごく有り難いよ~~~。
18きっぷで会いに行く『日本製』 第4弾は秋田県。
JR羽越本線 秋田駅から歩いて23分、歴史の古い酒蔵、新政酒造さん。
新政酒造さんは、「生酛(きもと)造り」を行っている1852年創業の酒蔵。
「生酛(きもと)造り」とは、添加物を一切入れず天然の乳酸菌だけで造り
新政酒造さんは、その蔵元の日本酒が全て生酛純米づくりなのだという。
約90年前に新政酒造の蔵から「きょうかい6号酵母」が発見され、
それ以来極寒の東北の地でも日本酒造りが出来るようになったという。
8代目当主の佐藤祐輔氏は、東大出身で2007年に32歳で蔵に
戻る前は、ジャーナリストをしていたという異色の経歴の持ち主。
明治時代中盤には、手間も時間もかかる生酛造りは殆ど行われなくなって行く。
老舗の新政も時代の流れに逆らえずにいたが、佐藤氏が蔵を継ぐや、生酛の作り方を
徹底的に勉強し直し7年の歳月をかけ全量生酛造りに移行することに成功したという。
仕込みには、メンテナンスや温度管理がしやすいステンレスやホーローのタンクを
使う酒蔵が多いが、新政では佐藤氏の代になり木桶を取り入れ始めているという。
しかしその木桶も、日本で唯一製造しているメーカーが2020年で製造中止を発表。
が、佐藤氏は言う。
「自分たちで木桶を作れるように、木桶の会社に蔵の人間を修行に行かせている」
「生酛もしかり、日本酒のロマンはそういうこだわりからしか生まれないと思う」
新政酒造さんのように、一般の見学は出来ない所もあって、生酛造りの
お酒を買えるお店を調べてあったのだが、雨の秋田では道に迷い
時間のロスもあり、電車時間にぎりぎりでお酒は買えなかった。
18きっぷで会いに行く『日本製』第三弾は、群馬県の高崎だるまを訪ねた。
JR信越本線 群馬八幡駅から歩いて10分、高崎だるまの老舗「大門屋」さん。
願い事や目標を込めて片方の目玉を描き入れ、願い事がかなうともう一つの目を点睛する。
全国生産の8割を誇る群馬県の高崎だるまは、「選挙だるま」も殆どが高崎産という。
今、各地で選挙が行われていて、実際お店にも大きなだるまを買いに数人来られていた。
店内に入り、真っ先に目に入るこのだるまさん達に圧倒される。
絵付け体験が出来たらと思って伺ったが、午前と午後と予約制で40分位で出来るらしい。
が、私は予約も入れてなかったし、電車時間との兼ね合いで残念ながら諦めることにした。
高崎だるまは、眉毛が鶴、髭が亀の形になっていて、鶴亀の長寿の動物がいて
とても縁起の良いお顔をしているのが高崎だるまの一番の特徴だそう。
高崎だるまは200年前に作られ始めたという。
群馬県ふるさと伝統工芸士であり、大門屋の社長中田氏は言う。
200年続いただるま屋はないが、100年先も高崎だるまは続いていると。
それは、自分たちが技術を伝えているからで、若い世代もそれに続いていると。
私は絵付け体験はできなかったが、願いが叶うように金のだるまを買ってきた。
18きっぷで会いに行く『日本製』の第二弾は、栃木県の足利学校を訪ねた。
JR両毛線 足利駅から歩いて5分の所にある足利学校、日本最古の学校。
学校といえば足利学校の事だったそうで、門には「學校」の2文字が。
カリキュラムの無い、学びたい人誰でもが無料で学べる学校だったと。
孔子の教えが主で、論語に代表される今でいう道徳のようなもの。
受付をすると入学許可証と学生証が貰える。
また見学者用に漢字テストも用意されていた。
4月から11月の毎週日曜日には、論語の素読体験も行われているそうだ。
私は、”子曰く”で始まる論語抄を買ってきた。100円也。
この景色、どこかで見た記憶無い?映画『銀魂2』はここで撮影されている。
「宥座の器(ゆうざのき)」は孔子の「中庸の徳」という教えを説くための道具。
空の状態で壺は傾いているが、適度に水を入れると水平を保ち入れ過ぎるとこぼれる。
欲張ると全部無くす、何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし。
2mを超す大男だったという孔子像が建っていた。
卒業証書は無く、自分が納得したら卒業となる。自学自習の学校。
私は次の発車時間までの1時間で、歩いて行き、見学し、歩いて帰って来れた。
18きっぷで会いに行く『日本製』の第一回目は、東京都。
JR山手線 有楽町駅から歩いて30分の「つくだに丸久」さんを訪ねた。
隅田川に架かる「佃大橋」から見えるのは、中央大橋の向こうに東京スカイツリーだよね?
赤い鳥居の右側の白い大きめの建物、屋上に「丸久」の看板が見えた。
「つくだに丸久」さんは、安政6年(1859年)創業、現在15代目。
佃島は、徳川家康公が江戸幕府を開いたときに、大阪市西淀川区佃にあった
住吉神社の神主と漁師達を呼び寄せて住まわせたのが始まりと言われている。
家康公が大好物だったしらすを獲るようにという命を受けて、しらすを献上し
献上できないようなあみや小魚などを甘辛く煮て自分たちで食べていたが
次第に魚が獲れなくなり、漁師から佃煮を売る商売に変わって行ったという。
私は6種類の佃煮を買ってきたが、味が濃くて白いご飯や🍙には最高。
どこかの県の帰りに寄ったり、また佃煮を買いに行きたいなと思った。