風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

栃木県 2/47

2023年04月05日 | 18きっぷで行く『日本製』

18きっぷで会いに行く『日本製』の第二弾は、栃木県の足利学校を訪ねた。

JR両毛線 足利駅から歩いて5分の所にある足利学校、日本最古の学校。

 

学校といえば足利学校の事だったそうで、門には「學校」の2文字が。

カリキュラムの無い、学びたい人誰でもが無料で学べる学校だったと。

孔子の教えが主で、論語に代表される今でいう道徳のようなもの。

 

受付をすると入学許可証と学生証が貰える。

また見学者用に漢字テストも用意されていた。

4月から11月の毎週日曜日には、論語の素読体験も行われているそうだ。

私は、”子曰く”で始まる論語抄を買ってきた。100円也。

 

この景色、どこかで見た記憶無い?映画『銀魂2』はここで撮影されている。
 


「宥座の器(ゆうざのき)」は孔子の「中庸の徳」という教えを説くための道具。
空の状態で壺は傾いているが、適度に水を入れると水平を保ち入れ過ぎるとこぼれる。

欲張ると全部無くす、何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし。

 

 

2mを超す大男だったという孔子像が建っていた。

卒業証書は無く、自分が納得したら卒業となる。自学自習の学校。

    

私は次の発車時間までの1時間で、歩いて行き、見学し、歩いて帰って来れた。

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