風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

シンプルに

2011年04月30日 | 自然、季節
いつものGWなら、市内はお祭りで人出も多いのだけれど、今年は静かだ。
お祭りも秋に延期、河川敷のこいのぼりも今年は泳がず、、。

だからこそ、桜の開花をシンプルに愛でている。
空いた時間を、自転車や散歩で風景を眺めるGWを過ごしている。
この故郷の景色がいつまでも変わらぬようにと願いながら。






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GW

2011年04月28日 | 暮らし、日常



毎日、地震や原発のことが頭から離れない。
でも、時は確実に流れていて、いよいよ、明日からはGW突入!
飛び石を休暇で埋めて連休にも出来るのだけれど、カレンダーどおりで過ごすつもりである。

桜が、6分?8分?咲き。
曇りのどんより空で画像も冴えないけれど、記録としてアップしておこう。

5月は、沢山外に出て、元気に身体を動かしたいな、、。
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いのち

2011年04月25日 | 呟き、思い、独り言



夕方クリーニング屋さんに寄ったら、突然店員さんが、
「桜咲きましたね~。」と話しかけて下さった。
今までクリーニング以外のことで雑談とかした事が無かったので、ちょっと嬉しかった。
花が、人とひとを結ぶ架け橋になる。


家に帰ったら、孫が大事そうにハンカチの包みを見せてくれた。
校庭で拾った、風で落ちた桜の蕾がいっぱい。。。

お皿に水を満たし並べて入れてやると、花がちょっと開いた。
こんなものでも、小さな確かな命が宿っている。


ある方からメールで、今月末に被災地にボランティアで入るので、本の救援依頼があった。
そう、本もいいけれど、私は今、送るなら種がいいかなと思ったりしている。
花の種。花の球根。
何かが生まれる、育つ過程は、きっと見ているものに希望を与えてくれると思うから。


しかし、、、

「頑張れ、日本」なんてテレビで言ってるけれど、こっちはそんなもんじゃねぇんだ!」
「桜なんかみてる気にもならねえ、、。」
被災地の農家の男性の悲痛な声。
応援のメッセージが、空回りする。
痛みに寄り添いながら応援する事の難しさ。

また、取り残された家畜やペットが、無残な最期を迎えている現状。飼い主の苦悩。
国の、子ども達の被爆数値基準の曖昧さ。対処遅れへの怒り。
原発現場で日々作業する方々の被爆管理への心配。

皆、大切な命ゆえ、毎日募る不安、そして、増す怒り。
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梅咲き始め

2011年04月24日 | 花・草
昨日、庭の梅の花が咲き始めているのを見つけた。
今年は、去年より送れて、ようやく3分咲き。
桜も、連休ごろが見ごろかな。。。


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穀雨

2011年04月20日 | 自然、季節
ひゃぁ~~、4月も半分が過ぎたのに、寒い寒い。
昨日は一日中冷たい雨降りで、夕方の気温は3度。
雨が霙に変わって、夜には屋根に薄っすら雪が積もったりした。

今日は降らずに済んだが、風が冷たかった。

今日は暦の上では穀雨。
この時期の雨は、百穀を潤すとされるそうである。

しかし、今年は、百穀を潤す恵みの雨となるだろうか、、。
これから雨が降るたび、空気中や地面に積もった放射線が地面に滲みこんでいくことだろう。

怒りの春である。
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春の作業

2011年04月17日 | 暮らし、日常
原発の影響を受け、農家は大きな不安に包まれている。
隣の我県も、土壌の検査をしたようで、今のところ例年通りの作業を始めても良いと新聞には載っていた。
我が家も、ボチボチと作業に取り掛かり始めた。

今年は雪解けが遅くて、作業も遅れがち。
白鳥の北帰行も、例年より遅れているのだろうか。
まだ雪の残る田んぼには、長旅の前にしっかり腹ごしらえなのか餌をついばむ白鳥の姿があった。




今日は、庭の雪囲いを外した。
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なせば成る

2011年04月14日 | 自然、季節
昨日から気温が10度を超すというので、自転車で出勤した。
お天気がいいと洗濯物が乾くから、朝、2回も洗濯機を回したお陰で遅れそうになったけれど、何が何でも自転車で出勤したかった。

お昼休みにパンを買いに行ったついでに、近くの上杉神社でピクニック。
上杉神社も、観光客は殆どいない、、。桜もまだまだ・・。




え~~、上杉鷹山公の銅像の前で、膝を突き合わせてお昼。




「地震と津波と原発と風評被害と偏見とで、東北は大変な事になっとりますよ。」
「何かいい知恵はないですかね、、。」

ボソボソと心の中で話しかけながら、パンを頬張る。
あ~~、日向ぼっこしながらのお昼はいいね。。

「なせば成りますよ、、、。」

”成らぬはひとのなさぬなりけり”だものね。

私も、必要な時にはちゃんと、声を上げていかねば。
「原発は要らない。」
「福島の人や福島の子ども達に、偏見や差別はしないで。」
「日本、皆で力を合わそう。」
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レベル7

2011年04月12日 | 呟き、思い、独り言
今日、福島原発事故の評価が、レベル7に引き上げられた。
未だに事故が収束出来ていない事、続く大きな余震を考えると、その深刻さを改めて認識せざるを得ない。

それにしても毎日、揺れますね、、、。

ひと月目だった昨日までは、余震の数もそれほどではなかったのだけれど、昨日からいきなり活発化したというか、回数が増え震度も大きくなった。
4月11日は、観測されただけでも80回近い揺れ。
その中でも半分が、震源地が福島浜通りに集中している。
今日は、少し少なく70回ぐらいの揺れ。

私達でさえ、毎日の揺れで少なからずストレスを感じているのに、震源地に近く大きな揺れを日に30~40回も感じなければならない苦しみは如何ばかりであろうか。

春で明るい話題が欲しいのだけれど、今はこの危機から目も心も離せそうにない。
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ひと月

2011年04月11日 | 呟き、思い、独り言
地震からひと月目の今日は、地震発生時刻に合わせ黙祷するよう、職場に通達があった。
黙祷の少し前、急にズシンと強く揺れた。

そして5時過ぎの、更に強い揺れ。
その後は、幾度も繰り返しなかなか揺れが止まらない。
自然の巨大な力の前に、人間は為すすべもない。

地震は収束に向かっているというより、実はまだ序章に過ぎなかったりして、不気味にその正体を隠しているという気がしてならない。


被災地を見る限り、癒えたものはあまりにも少なく、もうひと月も経ってしまったの?という想いが強い。
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もし・・・

2011年04月10日 | 呟き、思い、独り言
昨日の雨が上がり、今日はポカポカと春の陽気の一日となった。
庭にある雪も、昨日の雨と今日の陽射しで、消える速度が一段と加速した感じがした。

今日は、自転車を出してタイヤに空気を入れたり掃除をしたり。
越冬野菜も、食べられる部分だけ残して他の部分は処分する段取りをしたり。
玄関先のプランターのパンジーに水をやったり、今ごろチューリップの球根を植えてみたり。

今までは、空気中の放射線とか気になっていたが、いざ外に出て仕事をしてみたら、やはり気持ちが良かった。
雪が解けて川辺を散歩出来るようになった。ねこやなぎが膨らんでいた。



地震が起きてから、いつも考えてしまうことがある。
もし、あの地震(3.11)が、日中ではなく夜だったらどうだっただろうかと。

この震災で、両親を亡くした子ども達が、確認できただけでも82人になるという。

あの時間、子ども達はまだ、幼稚園や学校にいる時間帯だったが為の悲劇。
亡くなった幼い子ども達は、どれほどの恐怖と心細さだったのかと考えると涙が止まらない。
そして、難を逃れた子ども達の中にも、家族を失ってしまった悲劇。子を亡くした親の悲劇。


4.7の地震のように、夜だったらどうだっただろう。
県内でも、最初の揺れですぐに停電となってしまったらしい。
真っ暗な中での強い揺れ。
停電にはならなかった私たちの想像を遥かに越える恐怖があったに違いない。
幼い子ども達や老人が、家族と共にいられることは安心である。
しかし、暗闇の中、そこで、あの津波が来たら、、、。


今更、何を言っても時間は戻らない。
もし・・・などと問うてみる事も何の価値もないかもしれない。

しかし、あの時の被災者の痛みは、私達の痛みでもある。
地震後、むしろ鬱陶しかった家族を、前向きに意識し始めた方が多く居るのではないだろうか。
家族が、離れないで共に過ごす時間が多くなったのではないだろうか。

震災に遭わずとも両親のない子はいる。
そして、この震災で新たに震災孤児になってしまった子ども達のためにも、少しでも力になれたらと思う。
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余震

2011年04月08日 | 暮らし、日常
昨夜は、またまた大きな地震に見舞われた。
こちらは震度4。
今回は、始めに縦揺れが来てから横揺れに変わった。
私はちょうど入浴しようと脱ぎ始めたところ、、。
いやはや、、、焦った焦った、、、。

幸い、前回と同じく停電にはならずに済んだので、テレビで情報を得ることが出来た。
県内の殆どは、今朝まで停電が続いた。

今朝は、夫の職場の人が地震後夜通しで対応に追われているとの事で、急遽再度炊飯。
おにぎりを作った。5合炊きの炊飯器なので出来たのは13個。
コンビニも閉まっているので、おにぎりでもあれば何とかお腹の足しになるだろう。




私も出勤したら、遠距離通勤組は車で出勤していた。
停電し信号もなく電車も止まっているのに、遅れることなくちゃんと出勤してくる。
えらいなぁ。。。と思う。

余震には、まだまだ要注意とのこと。
昨夜の地震で、原発が福島だけじゃなく、近くの女川や青森、新潟、その他あちこちにあることを、背筋が寒くなる思いで再認識させられた。
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トモダチ作戦

2011年04月04日 | 人、仲間


今日は、吾妻連峰が美しかった。
自然の風景は、凝縮された不安や不満を癒してくれる。

この山の向こう側が、福島県だ。

今、地震の被災地でもあり原発の被災地でもある福島がとても痛々しい。
原発から遠い観光地でも、今は全く人の足が途絶えているという。
経営の成り立たない企業や失業者がどれだけ増えることだろう。。

わが町にも、多くの福島県民が避難してこられている。
県営住宅、市営住宅への入居も始まった。
福島のすぐ隣のこの町で、どうか一時心と身体を休ませて力を蓄えていただきたい。


東日本大震災の被災地には多数の国・地域から救援隊が駆けつけた。
米国からの救助活動「トモダチ作戦」始め、多くの国の方が日本にエールを送ってくれている。
毎日のニュースで、こんなに感動的なことはない。
街で、外国の方を見かけたら、「ありがとう」と言いたくなる。
こんな感動的な事実を、電気の通らない被災者の方にこそ知って心を強くして貰いたいと思う。
そして国民皆が、支援を惜しまない外国の方々にきちんと感謝と敬意を伝えるべきだと思う。
私も、もっと募金とか救援物資とか、頑張らなくちゃと思う。

「不満を言ったらきりがない。」
今夜のニュースの中で、避難所で生活する被災者の方が言っておられた言葉だ。
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