風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

優しさ

2013年11月29日 | 呟き、思い、独り言



人の優しさに、励まされる毎日です。

夫が具合を悪くしてから、
葬儀後、
そして今、
喪中ハガキを受け取った方々から
電話、はがき、手紙、ファックス、メール、、。

夫の突然の死を悼む声、私への労り、励まし。

ただただ、涙が溢れます。


49日まで、ずっと考えていました。
夫はどうしてこんなに早く逝ってしまったんだろうと。

どんなに考えてもその答えの全部は知りえないけれど、ただ一つはっきりわかることがある。

それは、夫が亡くなることで今まで疎遠だった人達との再会、深まりがあったこと。
親子、兄弟、親戚、友人、ご近所、仕事関係など、、。

人との付き合いを、夫はとても大切にした人でした。
私は今、それを教えて貰っている気がします。

喪中ハガキを出す身になって、その葉書に込められた悲しみ、感謝を感じています。
受け取る側だったころ、何と軽々しく受け取っていたのだろうかとの後悔。
暖かな言葉を投げかけてくださる方々を通して、人に寄り添う心を教えて頂いています。

頑張らなければ!

画家のごんべ絵さんが、夫のために未発表のデッサンを捧げてくださいました。
「太陽と月」とのこと。
眼差しに、夫の面影を感じられる、思わず見入ってしまう絵です。
ごんべ絵さん、ありがとうございました。
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みかん

2013年11月28日 | 美味しい話



今年も、遠く愛媛県の七曜工房みかん島さんから、みかんが届いた。
一粒一粒丁寧に収穫されたみかん、作り手の思いの籠った濃い味がする。
色も艶々、とっても甘~~い!

美味しいものが、当たり前に美味しいと感じられるって本当に嬉しい事なんだとつくづく思う。
ようやく体調も9割方戻りつつある。

感謝。
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赤大根

2013年11月23日 | 美味しい話
赤大根を買ってみた。
酢に漬けると、色が綺麗だと書いてあったので、早速即席漬け。





色も綺麗だし、シャキシャキして、さっぱりして美味しい。
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生命力

2013年11月21日 | 花・草




去年の冬に買ってキッチンの窓辺に置いたシャコバサボテン。
期待したほど花も咲かず、夏場はしんなりして、埃を被って、、。
もうダメかなぁと思われたサボテンだったけれど、寒くなって冬を迎えようとしている今、葉先に芽が!
花芽でしょうか?
楽しみ。。。

やっと体調が戻りつつある。

今回は、ダイエットもしていないのに痩せてゆくことに恐怖を感じた。
もっとも、食べられなかったから体重は当然減るばかりだったけれど。

食べることのできる元気、健康が何より。

体の奥に潜む生命力を信じて、頑張らなくちゃ。
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ケア

2013年11月20日 | 暮らし、日常



昨日、夫が最後にお世話になった病棟のスタッフさん一同からお手紙が届いた。
49日後にお手紙を書くという、それもプログラムの一環なのかもしれない。

それにしても、手書きの心の籠った文章に、思わず涙してしまった。
ちょうど緊張の糸が切れるこの時期に、残された者へのケアにまで気を配っていただいて有難いことだなと思わずにはいられない。


そして今日、友達から郵便が届いた。

その友達は、夫の葬儀の時私の手をしっかり握って
「大変だったね」と励ましてくれた人。

「来てくれたの?」という私の言葉に
「来っこで!」(来るにきまってるでしょ!という意味)と背中を撫でてくれた人。

それから一か月後、その友達の(元)旦那様が亡くなった。

夫の葬儀の時には友達の旦那様は入院中で、その大変さや辛さが分かっていたとのこと。
心に響く慰めに、私はどれだけ励まされたかわからない。


彼女は、私とはまた違った立場での葬儀から手続き片付けなど、大変だったことだろう。
香典返しにと、手作りのスエーデン刺繍のテーブルセンターを送ってくれた。
夫を亡くした者にしか分からない悲しみを共有できる大事な友となった。
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めぐる季節

2013年11月18日 | 呟き、思い、独り言




気が付けば、11月も半ば過ぎ。

10日には、夫の49日法要を無事に終えることができた。
全国的に暴風雨の天気の中、出来上がったばかりのお墓に母の遺骨とともに埋葬。
埋葬は、葬儀よりも悲しく感じた。
魂が、離れてゆくことを知っているかのように孫には鮮明なメッセージを残したこともあり
法要後のお斎の施主挨拶は、こみ上げる思いがあって、涙で言葉が詰まってしまった。

次の日には雪。積もるほどの雪。二日降り続いた雪。
雪が降る前に埋葬してあげられて、ホント良かった、、。

そんな一区切りの安堵のせいか、張りつめていた糸が一気に切れてしまったかのように、私の体調が崩れた。

いつにない不快感。痛み。
体重は、相当落ちた。

去年の今頃は、夫も孫たちと一緒に山寺に登っている。
まさか一年後のこの現実を誰が予想できただろう。。。

同じ季節が、必ず廻るとは限らないのだ。誰でも。

初雪にも負けずにたわわに実る館山りんご。
この風景を、来年も見られるとは限らない。
今、一瞬一瞬を大事に愛おしく生きてゆくしかない。。。
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