風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

手作り

2011年06月23日 | 暮らし、日常



昨日、Mちゃんが職場に笹巻きを届けてくれた。
きな粉と黒蜜まで添えて。
小さめな作りなので、食べやすくて、女性子どもには嬉しい大きさ。

昔は、田植え時期の農繁期の非常食だった笹巻き、今ではおやつ感覚だろうか。
この時期、有難いことにいろいろな方から笹まきを次から次と頂くので、私は自分で作った事がない。作れない(笑)
下さる方に感謝して、毎年頂いている。




こちらは、Mさん手作りの子供用パジャマと手ぬぐいポーチ。
支援物資として、避難されている子ども達に”いい夢を見てもらいた~い”と届けているとのこと。
今日私のところに届いたので、私が、こちらに避難している子ども達へ間違いなく橋渡しをしたいと思う。


手作りって、なんともあったか~~い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍結

2011年06月22日 | 呟き、思い、独り言



上関原発の建設を、漁業保証金10億円を決して受け取ることなく、30年も前から反対している祝島島民の方のデモが、20日、1100回目を迎えたそうである。
お金に惑わされる事無く、圧力に負けることなく、ただ豊かな海、自然を守る為に続けられてきた。

その甲斐あって、上関町長は初めて「原発財源のない町づくり」について言及したとのこと。
さらに、上関原発の2012年6月着工は無理であるとの認識を示した。
また、近辺の町や市議会が、上関原発計画の凍結を求める意見書を可決したという。

やっと明るい希望が見えてきたのではないだろうか。
白紙撤回まで、あと一息!

しかし、一方福島の方は、更に深刻さを増すばかり。
恐れていた、こんな怖いニュースも出てきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

”ぶんぶん”

2011年06月18日 | 映画、DVD、TV
今日は、ミツバチの羽音と地球の回転という映画を観てきた。

瀬戸内海祝島では、山口県上関町に建設されようとしている原発を30年以上も前から反対運動を続けている。

脱原発、自然エネルギーへのシフト。

”ぶんぶん”とは、
たとえ小さな力でも、ミツバチのように一人ひとりがぶんぶんと羽を動かし、それが沢山集まって共鳴しあえば大きな力になるという意味が込められているとの事。

福島原発事故の収束も見通しがたたない現状の中、世界では脱原発への動きが高まっている。
しかし、日本はどうだろう。
この期に及んで、尚、原発を稼動させようとしている。

チェルノブイリの事故では、翌日には10キロ圏内の避難が、7日後には、原発から30キロ圏内の住民家畜すべての避難が完了している。
さらに、半月後には、120キロ離れた地域からの避難も完了している。

なのに、3ヶ月も経った現在でさえ、福島には子ども達がまだ沢山残っている。
福島が危ないという記事もある。
日本は、本気で子ども達の安全を最優先的に考えているのだろうか。

祝島のおばちゃんおじさんたちが、雨の中必死で中国電力の工事を阻止する姿に感動した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温度差

2011年06月16日 | 呟き、思い、独り言



朝顔の蔓が、支柱を見つけて巻きついてきた。
種を蒔き、花を楽しむささやかな日常。
どこにでもある当たり前の風景。
しかし今、手放しでは寛げない、目に見えない不安、消えない胸の痞えがある。

ホットスポット。

毎日発表される空間放射線量値が、ビル屋上、地上から数十メートルも離れている事への疑問が各地で大きくなっている。
住民の要望により、もっと低い生活空間での数値を計りだした所もある。

子どもを持つ家庭が一番、不安に思っているのだ。
給食へさえも不安があり、給食辞退や弁当持参、水筒持参の子ども達もいるとのこと。

これからは、プールが始まる。
屋外のプールについて、”プールの水による危険は少ない”との見解が示されたとの事。

”えっ!!!ほんとに???”という感じ。

どんなに綺麗に掃除をしても、屋外のプールには雨も降り埃も飛んでくる。
ましてや、第一原発2号機の水蒸気を外へ拡散しようとしているこの時期に、空気中の放射線が雨に混ざって落ちる危険もある。

校庭等の放射線量を公開しない学校、給食の食材の産地の公開もされない。
生活空間の放射線量の測定も、今回一回限りという地域もあるという。

1~3号機は、メルトダウンしてメルトスルーして、次は最悪チャイナシンドロームかもしれない。
汚染水の貯蔵も追いつかないまま、各地の浄化槽の汚泥は高放射線量を出し、処理も出来ないまま。

国や自治体や教育現場に、危機感が感じられない。
住民や子を持つ家庭との、この温度差はいったい何なんだろう。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薔薇

2011年06月12日 | 花・草




今日は、およそ2万株を誇るという東沢バラ園に行って来た。
最近、薔薇に心を惹かれている。
園内は甘い香りに包まれて、色や種類の違う薔薇を眺めながら、名前を読みながら歩く。

花は癒される。。「花を見て怒る人いない。」
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水無月

2011年06月02日 | 本いろいろ



6月になった。
私の机の上のカレンダーは、この絵に切り替わった。
こんな、のどかな風景が懐かしい。


ずっと更新をしないでいるうちにも、日々、世の中はいろんな事が起こっている。
原発は、浜岡原子炉が停止したが、2ヶ月も経ってから福島原発の早期のメルトダウンが分かり、汚染水の処理も限界に近いという。
政府では、内閣の不信任案が提出されたり、ゴタゴタもいいところ、、、。

私は、どっぷり原発に浸かったまま。

その後、鎌田慧著の『日本の原発危険地帯』を読んで、何故に日本がこんなにも原発を抱えてしまったのか、そのからくり(金と嘘)を知って愕然として、何も書く気にならなかった。





今は、放射線防護学がご専門の安斎育郎著『家族で語る 食卓の放射能汚染』を読んでいる。




そしてこれから読む本は、広河隆一著『暴走する原発』。



事態は、実は、多分深刻である。
政府や自治体や電力、報道機関が真実を伝えない限り、各々が少しでも情報のアンテナを鋭くしていなければならないと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする