風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

群馬県 3/47

2023年04月06日 | 18きっぷで行く『日本製』

18きっぷで会いに行く『日本製』第三弾は、群馬県の高崎だるまを訪ねた。

JR信越本線 群馬八幡駅から歩いて10分、高崎だるまの老舗「大門屋」さん。

願い事や目標を込めて片方の目玉を描き入れ、願い事がかなうともう一つの目を点睛する。

全国生産の8割を誇る群馬県の高崎だるまは、「選挙だるま」も殆どが高崎産という。

 

今、各地で選挙が行われていて、実際お店にも大きなだるまを買いに数人来られていた。

店内に入り、真っ先に目に入るこのだるまさん達に圧倒される。

 

絵付け体験が出来たらと思って伺ったが、午前と午後と予約制で40分位で出来るらしい。

が、私は予約も入れてなかったし、電車時間との兼ね合いで残念ながら諦めることにした。

 

高崎だるまは、眉毛が鶴、髭が亀の形になっていて、鶴亀の長寿の動物がいて

とても縁起の良いお顔をしているのが高崎だるまの一番の特徴だそう。

 

高崎だるまは200年前に作られ始めたという。

群馬県ふるさと伝統工芸士であり、大門屋の社長中田氏は言う。

200年続いただるま屋はないが、100年先も高崎だるまは続いていると。

それは、自分たちが技術を伝えているからで、若い世代もそれに続いていると。

 

私は絵付け体験はできなかったが、願いが叶うように金のだるまを買ってきた。

    

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