旬のお酒を飲むのも良し。

旬のお酒。お酒には季節限定品というのがあります。今の季節は丁度、日本酒造りの最中です。

今年は暖冬で日本酒を飲みたいという潜在意識が閉ざされたままの方も多いのではないでしょうか。忘れてはいけません。この時期、おすすめのお酒があります。若者にも是非飲んで欲しいです。最近は女性が格好よく一升瓶を買って帰られる。男性も負けてはいられません。

そこでご紹介するのは、やはり北陸の銘醸蔵「黒龍酒造」の二品。

まずは、黒龍吟醸垂れ口。冷え切った寒さの酒蔵で槽口からこんこんと垂れる芳醇な香りの新酒。うす濁りのさらっとした感味がたまらない。

次は黒龍吟十八号。安定した酒造りが出来る頃である十八号目の仕込み順号に名前を由来。フレッシュな吟醸生酒です。特に女性にはおすすめ！

画像がぼやけていて、すいません。

お酒の名前に個性あり

お酒の銘柄名も見ていると楽しいものです。

当店一押しの芋焼酎「きろく」。漢字では七を三つ書いて「き」、そして「六」。

意味を蔵元さんに聞こうといつも思っておりますが、ダンボール箱にはこう記してあります。

”境地、五感を越え、魂に至る「きろく」。即ち、超然他”

柔らかな甘みと旨味が楽しめる逸品です。

また、この時期限定の「きろく　無濾過　無調整」もおすすめです。残り僅か。

糖分ゼロ。ヘルシーな黒糖焼酎

黒糖焼酎は酒税法上、奄美諸島のみで製造が許可されています。

原材料はさとうきび。米麹を使用することで同じ蒸留酒であるラム酒とは区別されています。当店では喜界島の朝日酒造さんが造る「朝日」のみの取扱いです。5年前に訪問しましたが本当に遠かった。でも、美しい島です。黒糖焼酎は湯割り、水割り、ロック、ソーダー割りの他、カクテルベースとしてもおいしく飲めます。スッキリ味の「壱乃醸朝日」、柔らか味の「飛乃流朝日」、キレとコクの「朝日30度」、蒸留したてのパイナップルの香り漂う 「南の島の貴婦人」、そして、なんと超限定5年熟成古酒「陽出ずる國の銘酒」など、どれも

美味しく楽しめます。焼酎は「芋、麦」ばかりではないですよ。

待望の雪？燗酒の季節？

もう春かと思えば、この雪。舞鶴では3月に雪が降るのは珍しいことではないですよね。

寒いときはなんといっても日本酒のお燗が飲みたいって方に、福井県永平寺町、黒龍の燗酒用ブランド「九頭龍」。お燗するために造られた吟醸酒です。

熟成酒ならではの味わいは上燗、ぬる燗で旨味が楽しめます。湯煎にするための錫徳利、湯煎用器具「燗たのし」もあります。今晩は燗酒でほっこりいきたいですね。