いい酒いい人との出会いを大切に!

銘酒専門店「山下酒店」が綴るトピック情報

別れの季節

2007年03月30日 20時39分57秒 | 身近な話題

3月は別れの時期です。当店に日頃からご来店いただいているお客様の中にも、「転勤になりました。」とわざわざご挨拶にみえる方もあります。本当に有り難く、反面、せっかく仲良くなったのにと寂しい思いです。

中には転勤されてからも、お酒や焼酎のご注文を頂くお客様や数年後にとてつもない高い社会的地位にいらっしゃったりと、人と人とのつながりは本当に大切だと感じております。私は自営業なので転勤はありませんので、転勤される方に比べて、一生涯にかかわりを持つ人の数が少なく、その分、見聞や視野が狭くなってしまうのでしょうか。

今日のお別れは、某信金の担当者Mさん。地域密着の金融機関ですので都市銀行や地銀では行なわれていない緻密なサービスである個別集金業務で毎週2回来てくださっていました。雨の日も雪の日も。

また、当店の酒の会にも参加していただいたりと当店を知り尽くしている方のお一人です。そのMさんも今日でお別れ。

いろいろとお世話になり有難うございました。皆様、新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本酒離れ

2007年03月29日 21時18分47秒 | ニュース・時事

「日本酒離れ」と言われるようになって久しいですよね。確かに現在の消費量は全盛期の半分以下ではないでしょうか。

私の子供の頃は当時2級酒と呼ばれていました清酒を一升瓶10本入り木箱単位で家庭に配達したことを覚えています。よく考えてみますと、当時、よく消費されていました酒類といえば、ビールと日本酒しか無かったし、スナックはオールド、トリス、角瓶などのウイスキー。

その後、地酒ブームで地方の日本酒、特に新潟県のお酒に注目が集まり、淡麗辛口というジャンルを確立。そして、赤玉スイートワインですら品切れになった赤ワインブーム。つい最近の焼酎ブーム。色んな酒類が楽しめるようになったことも日本酒衰退の原因かもしれません。しかし、「日本酒離れ」とは叫びたくない。味わいが落ちているのであればともかく、こんなに格段においしくなった日本酒に離れる前にまだ遭遇していないのではないでしょうか。今では、都会の百貨店に行かなくても、近所に一軒ぐらいは酒にこだわっている酒屋さんもあるし、インターネットでも買うことも出来るのに。そのおいしさを実感したとき、例えば、新鮮な魚料理との相性なんて考えた時のお酒を選ぶ楽しみも増えてきますよ。でも、飲みすぎは禁物。皆さん飲みすぎるから、あくる日残るんですよねえ~。

で、美味しい酒とは・・・。最近は淡麗なものに限らず濃醇な旨口タイプまで色々あります。

私は一杯目すごく旨い酒も二杯目以降、飲み疲れするものは少し苦手。口中が”あまあま”してしまいそうなお酒よりかは、むしろ、さわりなく2杯目以降も飲み飽きせずに楽しめるお酒が好きです。

皆さんはどんなお酒が好きですか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選抜された酒?

2007年03月28日 21時49分38秒 | 商品案内

春の選抜高校野球が始まりました。話題はやはり大阪桐蔭高校の大物選手に集まってますね。

選抜といっても実際は秋季大会が予選のようなものですが、一冬越すことによって、出場校の間にもかなりの実力差が生まれるのではないでしょうか。Photo

 さて、お酒の世界にも”選抜”っていう名前がつくものがあります。全国のお酒から良いものを選抜するっていうのは

鑑評会というのがありますが、そうではなく、あくまでも1つの蔵元さんが造るお酒の中から一番を選抜するもの。

以下、蔵元様のコメントをご紹介します。

「その年の香味の流れをつかみ、なおかつそれぞれの蔵の酒の主張をし、競い合う鑑評会。造り手の技術と誇りがぶつかり合う。その入魂の酒同様に蔵内で選抜した大吟醸です。」

その蔵とは、新潟県の朝日酒造。毎年秋に一度だけ発売される「朝日酒造選抜大吟醸」です。

ラベルはお酒の成分表になっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し気晴らしに・・・。

2007年03月27日 21時25分37秒 | 身近な話題

3月、年度末、皆様は送別会などでお酒を飲む機会が多いのではないでしょうか。

今年は団塊世代の方の大量退職の為か、どこも飲食店様はお忙しいようです。また当店でも、退職、栄転の御祝贈り物のご注文が多いようです。

私も、10日に1度程度は閉店後、気晴らしに夜の街に出かけるのですが、先日行きましたお店は久々にスナック。

同級生のお姉さんがやっておられる店です。Photo

一杯目の冷酒から始まり、生ビール、焼酎水割りといつも色々ちゃんぽんで飲むのが私流。ママさんとの会話も面白く、また、ママさんもよくお酒がすすむし、新たにボトルキープ。

少し酔ったところで、ブログに載せることを了解のうえ、撮っちゃいました。バックに厨房が写っていてセンスないですよねえ~。

1度、行ってみたい方はご連絡くださいね。結構、遅くまで引っ張られるかもしれません。でも1時には閉店しますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族経営

2007年03月25日 13時36分57秒 | 業務関連

当店は、昭和45年に私の父が舞鶴で唯一の酒造蔵である池田酒造に15年勤務した後、独立創業いたしました。私は昭和43年生まれですので、物心がついたときには既に酒屋さんでした。当時は、お酒類は酒屋さんでしか販売してはいけないという法律、規制があり、人口基準と距離基準というものをつくり、国の重要な収入源であった酒税を保全する目的とどこでもいつでも買えないことの社会的規制が機能しておりました。ですから、今では全くない家庭への配達も多く中元、歳暮時期は超多忙で幼いながらも一生懸命手伝いをしました。遊びにどこかに連れて行ってもらったりすることはありませんでしたが、配達に同行したりして、いつも親に接していたことも結構楽しかったものです。

その後、私は学校卒業し、全く畑違いの道を進んだわけですが、蛙の子は蛙の子で、8年間の会社員生活を辞め、家業を継ぐことに。

時を同じくして、新店舗をオープンしましたが、バブル後の不況、デフレ、そして何より、酒類販売規制の撤廃、自由化により商況は減退。存続の危機を感じ、自分が納得いく酒を扱いたいと地方の蔵回りを始め10年、ようやく目処がたち、何とか展望が開けてきました。この間、家族はほったらかしで、随分と迷惑をかけてきましたが、今後は子供との時間を持とうと定休日を日曜日にしました。今は、両親と家内で楽しく酒屋さんしております。

ところが、昨日、父は体の倦怠感、腰痛、母は風邪、女房は土曜日で保育園休みの幼い子供の世話で誰も店に出て来れない事態に。忙しい週末に結局、私1人が元気で飲食店様への配達をしながら、空いた時間に店を開けるという不規則な営業に。

土曜日なので市外遠距離からのお客様が多く、閉店中にご来店された方には誠に申し訳ありませんでした。

やはり健康が一番ですね。体あっての仕事。土日で完治してもらえるといいですが。・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御供えしてください。

2007年03月21日 20時53分00秒 | 業務関連

Photo_17 今日は春分の日。そういえば、今日は珍しく朝から、日本酒ワンカップを購入されるお客様が多い。なるほど、お墓参りに御供されるのかと。私の両親も近くのお寺に行きました。

私は仕事柄、ここ数年行けずにいますので、ご先祖様はさぞお怒りでしょう。いずれバチがあたるのかと。

 で、当店のお得意様では昨日、年度末の異動や退職される方を囲んだ宴会で大忙し。そして、今日は配達、飲食店様らしきお客様の接客で当店、久々の大忙し。少し暇で弱気になっていた店主もお客様からパワーを戴きました。感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒龍 永「とこしえ」

2007年03月19日 22時13分45秒 | 商品案内

福井県永平寺町の黒龍酒造さんより蔵元の季刊広報誌「永 とこしえ」が届きました。

日頃から黒龍をご愛飲されているお客様、お取扱いいただいております飲食店様にお配りしております。

内容は日本酒が我が国の伝統文化の一つであることから、蔵内の話のみでなく、越前の文化遺産(自然、食、建造物)に至るまで、じつに興味深く読むことが出来ます。

黒龍酒造の文化に対する深い造詣の念が酒質は勿論のこと、ラベルデザインや字体にも表れているように感じます。

今後、定期購読されたいお客様はお声がけください。

季節限定酒「吟十八号 吟醸生酒」まだまだ、在庫あります。これを機会に黒龍ワールドに2003_06230001浸ってみませんか 。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼酎の会へ

2007年03月18日 11時40分18秒 | イベント

Photo_16 昨日土曜日、当店がお世話になっております、あるホテルで行なわれた焼酎の会に参加。食事付きで焼酎20銘柄ほどが楽しめました。用意されていました焼酎の約半分は当店取扱いの銘柄ということで色々なお客様の生の感想を聞くことが出来ました。皆様、結構、量がすすんでいましたよ。

そして、会の初めの酔わない内に、なんと焼酎きき酒コンテストがあり、内容はグラスに入れられた3種類の焼酎が麹菌の種類「黒、黄、白」のどれに該当するのか当てるもの。黒麹で造られた焼酎はコク、白麹は柔らかくマイルド、黄麹はあっさりフルーティという特徴を確認しながら答えを記入。酒屋さんが外してしまうと恥ずかしいなあ~。と思いながら。いつも困っちゃんだよなあ~。この前なんか町内の新年会で発泡酒も含めたビールのきき酒コンテストもあって、いつもはらはら・・・。会の最後に結果発表。約100人中、正解17人の中に入っていました。ああ~。なんとかセーフ。商品は芋焼酎「きろく」4合瓶でした。

それと、不明瞭な写真ですが、この会場入り口ホールに「麦焼酎中々」「芋焼酎きろく」の空瓶をきれいに並べた演出を見てください。このホテルではこの2銘柄に惚れ込んで頂いてます。本当に有り難いことです。感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬走りではなくて荒走り?

2007年03月17日 11時23分02秒 | 商品案内

皆様、犬走りっていうのはご存知ですよね。建物の外壁とその外側にある溝との間に設けた狭い通路のこと。

で、日本酒には”荒走り”っていうのがあります。発酵を終えた醪を搾り袋に入れて圧搾する際、最初にでてくる酒のこと。

味わいは、若く荒々しい反面みずみずしい味と香りが堪能できます。

いま、おすすめのお酒、信州諏訪銘酒「真澄 純米吟醸あらばしり」。極上の純米酒を搾りたてのまま生原酒として瓶詰めしたものです。

味わいは香り高く、豊かな酸味と甘みがあり、しかもキレの良い後味。生原酒ならではの迫力も満点。

飲み方はきりりと冷やした冷酒が一番ですが、アルコール度数が少し高いのでオンザロックもおすすめです。

豊かな酸とコクのあるしっかりとした味わいはハンバーグなど洋風料理にもピッタリ。うす味の肉じゃがなどいつものお惣菜にも。

もちろん、この時期だけの季節限定品。もう少し寝かせて飲むとまろやかになって美味しくなるかもね。ぜひ、お楽しみ下さい。2003_06200002

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

”和風リキュール”ってなあに?

2007年03月16日 11時18分32秒 | 商品案内

リキュールっていうのは主に蒸留酒をベースに果皮、薬草、種子などを加え風味付けした酒。外国産のリキュールは皆さんよくご存知ですね。カシス、カンパリなどを使ったカクテルでおなじみ。

これに対して和風リキュールってのは、字の通り、国産原料のみで造られたもの。

代表格は家庭でもよく造る梅酒、かりん酒などがありますよね。

ただ、大手メーカーが大量に生産し、スーパーなどで売っているもの(缶チューハイや

○○ーヤ梅酒)を純和風っていうのは何か抵抗があります。例えば日本酒で言いますと

灘、伏見の酒はナショナルブランド、地方の酒は地酒というふうに認識していませんか。

でも、和風といえるものがあるんです。ここでご紹介するのは、やはり梅で有名な和歌山県の平和酒造さんが造る梅酒。そして、柚子酒、レモン酒。すべて、地元和歌山でとれた

果実を使っています。ベースは平和酒造さんがもともと清酒蔵でありますので、日本酒。

でも、ぜんぜん日本酒を感じさせない味わいはロックでぐびぐび飲めちゃう。

特に柚子酒は、人気沸騰中。夏には夏みかん酒も限定発売します。これらはのブランド名は「鶴梅」と言います。色、香り、味わいが存分に楽しめます Photo_15

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする