今日から3連休。新成人の方、誠におめでとうございます。非常に厳しい社会ですが、今の新鮮、新たな希望をいつまでも抱き続け頑張ってくださいね。また、飲酒も20歳にて解禁です。
今般、飲酒行為=”悪”のような風潮がありますが、まさしく人間関係を構築する潤滑油。私は今でも嬉しい時、落ち込んだ時に飲んだお酒の銘柄をよく覚えています。歌の歌詞の内容にもお酒にまつわるものが多いですよね。これからはビール、チューハイだけでなく、日本酒、ワイン、焼酎を格好良く楽しんでくださいね。特に日本酒は最初に口にした時の印象が大事なので是非、十分吟味して、おいしいものを選んでください。住まいの近くに一軒ぐらいお酒に拘っている酒屋さんがあるはずですから。
さて、長年「ナショナル」の名前で親しまれてきました松下電器産業が社名を主に音響機器に使用していました「パナソニック」に変更しました。その昔、我が家で初めて買いましたステレオ(言い方が古いですねえ~)は松下電器の「テクニクス」でしたよ。大きくて随分と場所をとりました。海外市場戦略を見据え、社名を主力ブランド名に統一した方が認知度向上に繋がると判断したようですが、ライバルであるソニーはSONY(スペル合っていますか?)にて既に世界的に認知されていることもありますね。松下電器はやはり創業者である「経営の神様」故松下幸之助さんの存在が今においても大きいんですよね。水戸黄門放映時のテレビCMはどのように変わるのか楽しみです。
当店の販売方法はたくさんの銘柄を揃えるのではなく、扱う生産蔵元の数を絞り、その蔵の銘柄”ブランド”を大事にした、前面に出した伝え方、売り方をしています。お客様から「あそこの酒屋さんは、あれと、あの銘柄で知られている」と思っていただけるようなやり方をしています。当店のような町の小さな酒屋さんは、あれもこれも頑張ること自体、資本力、人材が乏しく無理です。だったら、数ある酒類の中でも発揮、注力する対象(銘柄ブランド)を限りなく小さく絞りこみ、そこに圧倒的な支持が得られるようにするしかないと。対象が小さいと自身ものめりこみやすく、色々な取組みが出来ますよ。そのブランドが自店だけの完全なオリジナルでしかなければ、全国的に知名度の高いブランドには育ちませんが、全国各地の同志が当店同様の取組みを行なえば、点が線になり面となります。ブランド名が入ったジャンパー、前掛け、うんちく、まさしく動く広告塔です。最近、少し偏屈に思われがちですが・・・。でも、口コミによってお客様がご来店された時は大変嬉しいものです。この方法、実に粘り強く、継続していかなければ結果が出ないものです。しんどい・・・。
”ブランド力” 清丸恵三郎 著 「何が企業の盛衰を決めるのか。戦略不在、ブランド軽視が空白の10年を生んだ。そして今、生き残りを賭けた企業の戦略を追う!」
この本の内容には、勿論、今回の松下電器、関アジ、関サバのことも書かれております。