サントリーさんとキリンさんの経営統合が破談に。企業風土があまりにも違いすぎるので当たり前でしょう。サントリーさんの「やってみなはれ」精神は関西人ならではのDNAなんですよ。だから無理でOKです。そして、トヨタのリコール問題。安全をおびやかす大変な問題ですが、JALやGMのように経営が揺らがない財務体質はさすが「改善の元祖」です。
さて、ここ数日ブログ更新をさぼり、申し訳ありません。というのも日、月曜日と鹿児島に行っていました。とある会の総会へ出席するために行ったのですが、メインは旧陸軍の特攻隊基地がありました知覧、特攻平和会館見学。かの太平洋戦争末期において、米軍の沖縄上陸を阻止すべく、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした特攻隊員の遺影、遺品などが展示されています。最年少17歳から20歳そこそこの若者が国のために命を捧げたのです。片道燃料、離陸のみの練習(着陸はありえない)、壮絶な最期を遂げた若者の両親への遺書は、しっかりとした字体、礼節、死への覚悟、思いやりなどに満ち溢れた立派な手紙でありました。両親はわが子の死を、お国のために尽くす息子であると誇りに思うことで気丈さを保っていたのでしょう。これらの展示資料から戦争を美化することではなく、何かを感じ、学び、持ち帰ろうというのが趣旨でありました。今を生きているというのは素晴らしいことです。もっと頑張らなくてはなりません。
見学後、総会、懇親会、2次会と鹿児島市の夜は続き、翌日はフェリーで鹿児島湾(錦江湾)を渡り大隅半島へ。途中、噴煙を上げる桜島を船上から望み垂水に到着。お取り引きがあります鹿屋市の焼酎蔵「大海酒造」、芋焼酎「海、くじら、海王」でおなじみの蔵へ久しぶりの訪問。蔵見学、現在の焼酎造り、今後の動向についてお話させていただきました。