乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

ひみつ基地ミュージアム

2021-10-22 | 学習
10月22日(金)いきいき学級一日研修

9:00 山都町文化の森駐車場
参加者68名は南阿蘇観光大型バス2台で出発
先ずは国宝 「青井阿蘇神社」
欄干が流された赤い禊橋は、、、


相良氏入国より約400年前
今から1200年前の大同元年(806年)に神社創建
境内は修復作業中


人吉豪雨災害から約1年以上・・・
国宝青井阿蘇神社の御神刀・奉納刀剣が令和2年7月水害で水没
刀剣は相良藩を700年間守ってきた侍たちが使っていた刀の
宝物が錆び付いてしまい
平安時代から続く歴史が途絶える存続の危機に直面

1200年以上続く歴史を次の1000年に繋ぐため
クラウドファンディング「青井阿蘇神社を次の世代へ・国宝記念館プロジェクト」を展開
3,261人の支援により35,488,243円の資金を集め募集を終了
77振の御神刀・奉納刀の綺麗なお姿を拝見する日を
願って参拝!


さて、お楽しみランチタイムは
日本でいちばん豊かな「隠れ里」球磨人吉
人吉温泉旅館 清流山水花「あゆの里」


会席料理に舌鼓


ビール、お酒、世界のブランド球磨焼酎!
残念ながら何方もリクエストなし?


お料理に集中して人吉の味を堪能ですね
因みに黄色い珍しいキノコは「タモギ」だそうですよ
お味は何とも?


午後の部はメインの
「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」
太平洋戦争末期、九州山地に囲まれた
海のない人吉盆地に建てられた「人吉海軍航空基地」
その跡地に作られたのが「ひみつ基地ミュージアム」


ガイド付で見学できる「地下魚雷調整場」へ


地下に降ります(歩きが困難な方は車で移動)


ガイドさんの説明によると
地下軍事施設の全容は地元の人にも知らされておらず
まさに“ひみつ基地"だったことともあり、長い間単なる防空壕だと思われていた
しかし、2015年に地元の有志による調査・研究によって
実はさまざまな軍事目的を持った地下施設であったことが明らかになり
その後調査・研究・整備が進められ
終戦後70年もの時を経て歴史の謎が解明され
錦町から隣の相良村にかけて50以上の地下軍事施設が現存しているという
驚きの歴史

旧海軍がパイロットやエンジニアの養成に使用した
地下壕が数多く残る


地下魚雷調整場入り口
戦時中これらの地下施設の入り口は、土嚢を積み上げ、木の枝を刺して
外からはわからないようにカモフラージュされていたそうです
総延長233.6m


現存する地下施設の中で最大の規模


実物大模型の九一式魚雷


地下施設から移動
2021年3月1日新館オープンの


真新しい


資料館には


戦争の実態を今に伝える貴重な遺産


海軍の練習機「赤とんぼ」実物大模型など


基地跡に関連する発掘品や戦争体験者の証言映像
当時そこにいた訓練生や地域の人々の生活、基地の様子
戦争の悲惨さを感じることができます

貴重な歴史を体感し命の尊さや平和の大切さを
再確認する学習となりましたね


帰路に道の駅に立ち寄り


17時 文化の森帰着にて終了
くまもと再発見の旅地域クーポンのお土産(焼酎、あゆの甘露煮、きくらげの佃煮)など
付いたお得な旅となりました。。。



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生き生き学級 ・ 山都フットパス

2021-10-20 | 学習
10月19日(火)岳西 (畑・入佐)コース

阿蘇神社の大宮司家は、鎌倉時代から戦国時代にかけては武家として栄え
特に肥後で一番の勢力を保った14世紀から16世紀にかけては
山都町の矢部を本拠としていて
この畑・入佐地区は阿蘇家が力を注いで農地開発を行ったところで
そんな歴史ある地域を歩くルートです

9:15 「有機の里ほたる館」をスタート




旧矢部町など一帯を治めた阿蘇家
阿蘇大宮司家の墓所があります


日向往還地蔵坂を上り


放牛地蔵


天満宮は


六柱の神々を祀ってあるようで
手を合わせておこうか


九州脊梁の山並みを望み


稲刈り前の


田んぼが眩しい


別当屋敷跡は
阿蘇高森郷矢津田村の豪族矢津田氏
矢部郷の地方長官として居住した屋敷
当時の雰囲気はあまり残ってないようですが


山里の長閑な散歩道
それぞれの昔話で笑い声に


水車ポイントで休憩タイム


夏は蛍が飛び交う五老ヶ滝川エリアは
マコモタケの栽培が


頑丈なビーニールハウスは何でしょう?
トマトの水耕栽培のようです


おお〜
稲刈り後にはこんな、、、珍しくもないそうですよ!


この辺りは
「蛍丸」の伝承が、、、
筑前多々良浜での戦いでの事
恵良(阿蘇)惟澄[のちに阿蘇大宮司を継ぐ]は苦戦を強いられ
追いすがる敵を斬り払い、危地は逃れたものの
刀はささらのように刃こぼれを生じてしまった
惟澄が矢部(現在の熊本県山都町)の入佐の城に戻った夜
無数の蛍が刃こぼれをし刀の上に集まり消える・・・という夢をみた
次の朝、欠けていた刃が元通りになっていたことから
惟澄はこの刀を「蛍丸(ほたるまる)」と名付けた

以後、蛍丸は歴代の宮司が出陣の際に必ず持って行ったと伝わり
この入佐地区は蛍の名所となっていますね


軒先の水槽には色とりどりメダカが
遊んでいます




おしゃれな土蔵「アグリコネクト山都」
オフィス?


ルートを彩る


華やかな「マンデビラ・ラクサ」


本来のスタート地点を過ぎると


11:15 ほたる館ゴール!


絶好のコンディションのなか
畑・入佐の歴史を学んで
約、5kmのお散歩コースをのんびり楽しんで大成功!
お疲れさまでした。。。

秋の山都フットパスツアーも開催されますよ!!

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阿蘇震災ミュージアム・新阿蘇大橋

2021-10-01 | 学習
9月29日(水)山都いきいき学級 現地研修

〜熊本地震 震災ミュージアム 記憶の廻廊〜
「地震を乗り越え、地震と共に生きる」
熊本地震を伝えるミュージアム

2016年の4月14日と16日に発生した熊本地震
熊本地震の記憶と教訓をいかにして次世代につないでいくか
この課題解決に寄与するプロジェクトが
熊本県が整備を進める「震災ミュージアム」

震災ミュージアムの拠点のひとつである
旧東海大学阿蘇キャンパスは震災遺構として
2020年8月1日から一般公開されている


語り部の鉄村さんがご案内


見学通路は正門裏側から


表出した断層


地表地震断層と呼ばれる地割れ


断層の変位による建物への影響が把握できる
本来一体である校舎の倒壊を防ぐために、1号館建物は分割され


地震対策が施された左側の校舎


対策なしの右側の校舎
被害の大きさを確認できる


中庭の学生会館跡


そのまま残されている


壊れた柱や外壁


正面玄関に出ると


震度6強の揺れを受けながら倒壊しなかった建物と断層が
一体的に保存されている事例は国内に例をみないそうで


正面には旧阿蘇大橋に崩落した山の斜面がくっきりと


2023年度、旧東海大学阿蘇キャンパスと隣接した土地に
地震をテーマとした体験・体感型の展示・学習施設をオープン予定とか
震災の記憶と教訓を伝える施設として期待されています

震災の凄まじさを肌で感じ、爪痕を間近で体感出来る震災遺構
時間と共に薄れる災害意識
リアルな環境を体感すると
改めて日頃から防災意識を高めることが大切であると再認識


阿蘇の玄関口と言われる「新阿蘇大橋」へ


国道57号線沿いの南阿蘇村立野と
同村河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97mの橋


“PCラーメン橋”で、地震などの揺れに強いのが特徴
展望台からのパノラマが楽しめます


阿蘇五岳を望むあそ望の郷くぎのでランチ後
研修終了となりました


誰にでも起こりうる災害被害
日頃の備えをしつつ、自然と共存していかねばならないと
理解することがとても大切であると、、、


旧東海大学阿蘇キャンパスには
被災地を応援するプロジェクト
「ワンピース」のロビン像が10月9日お目見えします
楽しみですね。。。



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いきいき大学 修学旅行 2019 二日目

2019-10-29 | 学習
10/26(土)今日はどちらへ?
朝一は唐津市呼子町「マリンパル呼子」にやってきました


イカ漁が盛んな呼子町
「イカ丸」に乗る前に朝市でお買い物
港の近くには約100年もの間続いてきた「呼子朝市」
石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市の一つ
とれたての魚介類や加工品を吟味してお買い上げ


9:30 出港のイカ丸遊覧船に乗船


いざ、神秘の洞窟へクルージング
断崖に釣り人発見


後方のデッキ席から


七つの洞窟が浮かぶ「七ツ釜」が迫る


長い年月をかけて海蝕によってできた柱状節理
玄武岩のマグマが約700~1,000度で固まった後
溶岩が冷えて固まる時にひび割れし、ほぼ六角柱の形になったもの
柱状の玄武岩が積層した断崖


玄界灘の荒波で浸食され
洞窟の中へ10mほど入ると洞窟の天井は神秘の世界


今日はラッキー!


「うねりも低く、静かな海ですよ」とドライバーの声


陸上からも一望できる「七ツ釜園地」には


草原や遊歩道、展望台があります


呼子大橋を眺めながらスピードアップ


出港のイカ釣船を見送り帰港
40分間の爽快なクルージングを楽しみ


唐津市鎮西町名護屋「肥前名護屋城跡」へ


名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して
出兵拠点として築かれた城


1592(文禄元)年の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで
7年の間大陸侵攻(文禄・慶長の役)の拠点となり


城の面積は約17ヘクタールにおよび
わずか5ヶ月で築城され当時では大坂城に次ぐ規模を誇り


420年前の石垣がそのまま残る「幻の巨城」


大手門から


周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され
全国から20万人を超える人々が集ったとされています


唐津市と玄海町に広がる国特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」


三の丸に入る




わずか7年で廃城となり
再び利用されないように破壊された城の重要部分


「本丸大手門跡」


佐賀県の北端、東松浦半島に玄界灘を望むようにそびえた名護屋城


本丸は東西130m、南北125mという広さに
かつては五層七階の天守が建っていたとされる天守台からは最高のロケーション


豊臣秀吉が築いた巨大な天守は関ケ原の戦いの後
廃城となり破却された
その廃材は唐津城や仙台城に使われたとされる


玄界灘に飛び出す東松浦半島の最も端にあるため
天守閣跡からは壱岐、対馬を眺めることができるが
7年間大陸を手中に収めようと戦った秀吉軍の足跡
夢の跡の不幸な歴史舞台「幻の巨城」
秀吉が見た夢とそれに翻弄された戦国武将たちが残していった陣跡・・・
想像を超える壮大な夢物語


歴史ファンならずともオススメの歴史探訪スポットです
案内のガイドさんは
佐賀ゆめ大学でガイドの資格を得たシニアの方で
我々とはちょっとレベルが違う雰囲気に納得
名護屋城跡に隣接する「佐賀県立名護屋城博物館」は
時間制限でパスになったが必見とのこと
次回の楽しみとしよう

いよいよ最終章
「マリンセンターおさかな村」でイカ三昧の定食ランチ
あれこれと海の幸のお土産も買い込んで帰路となるが
今回は盛りだくさんの学習内容に大満足

「佐賀には何もない」
「佐賀人が歩いた後はぺんぺん草も生えない」と聞くが

意識しなくとも必要さえもないくらい
あらゆるものに対応可能な佐賀の豊かな生活環境が
「何もない」という言葉になったようです
堅実かつ先進的な佐賀の歴史を肌で感じる旅となり大成功!
また、バスガイドさんのガイドは元より、爆笑の漫談に抱腹絶倒!
お笑いライブで楽しい修学旅行となりました。。。




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いきいき大学 修学旅行 2019

2019-10-27 | 学習
10/25(金)佐賀市歴訪

学級生40名、引率2名 
肥後観光バスはベテランガイドさんの楽しい案内にいざなわれ賑やかに出発
先ずは
鳥栖市神辺町にある「中冨記念くすり博物館」
くすりと健康について考える生涯学習の場として役立つことを願い
久光製薬(株)の創業145周年の記念事業として当博物館を設立
中冨三郎のモニュメント


久光製薬が「世界の久光」へと発展する礎を築いた


博物館の基本設計はイタリアの現代彫刻家チェッコ・ボナノッテ


1階展示室は、現代のくすりと世界のくすりがテーマ


19世紀末イギリスのロンドン郊外にあった薬局
「アルバン・アトキン薬局」の移設展示


2階展示室は「田代売薬」を含め昔のくすりがテーマ
忍者は薬売りに化けていた?「忍者とくすり展」や
庭園には薬木薬草園もあり
生薬の歴史、配置薬、漢方など人とくすりの歴史を学び
くすりと健康について考える学習となりました


「ホテルニューオオタニ佐賀」でランチ後

Eat Well, Live Well.でおなじみの「味の素」
諸富町にある「味の素KK九州工場見学」
ここはアミノ酸発酵工場
「味の素」は人体を構成するアミノ酸のひとつである
グルタミン酸から生まれたうま味調味料
天然原料を用いた発酵法で作られている製品だそうです
アミノ酸の味見体験と
資料展示室で製造工程や環境への取組みについて学んだ後は
工場エリアの発酵プラント、エネルギープラントをバス見学
お土産も頂いて味の素への認識が変わった?との声も、、、


巨大濠に囲まれた


「佐賀城本丸歴史館」へ
佐賀藩10代藩主、希代の名君「鍋島直正」がお出迎え


佐賀市のシンボルともいえる鍋島36万石の居城
佐賀城跡


動乱の傷跡が残る「鯱(しゃち)の門」本丸の表門


幕末期の佐賀城本丸御殿の一部を忠実に復元し建てられた歴史博物館
木造復元建物としては全国最大級の規模


「天守台」跡


常駐の解説ボランティアガイドがご案内


質素倹約にいそしんだお殿様「そろばん大名」という異名を持つ「鍋島直正」


早くから西洋に目を向け、日本の近代化の礎を築いた幕末の佐賀
開館15周年記念特別展「東京をつくった佐賀人たち」
明治元年(1868)の東京奠都(てんと)(事実上の遷都)に最も大きな影響を与えたのは
佐賀藩出身の大木喬任・江藤新平が提出した建白書とされ


東京駅や日本銀行本店なども手がけた建築家の辰野金吾
日本の近代化を先導した幕末維新期の佐賀の偉人たち
「薩長土肥」の肥前である佐賀
類まれなる技術力「技」、教育改革が生み出した多くの偉人「人」
これらの根底に流れる「志」をもって明治維新の鍵を握った
そんな佐賀にまつわる歴史に注目する機会となり
盛りだくさんの学習を終え


今宵の宿へ
川上峡温泉 「ホテル龍登園」
飲んで、歌って、踊って大宴会!!

明日は大丈夫かな・・・
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食と農の体験塾

2019-09-21 | 学習
9/17(火)「いきいき大学」 現地研修

宇城市三角町波多
高野山中腹にある「宮田農園」


天草や有明海が一望できる素晴らしいロケーション


食と農の体験塾塾長 宮田研蔵さんは
「夢はでっかく食で日本を変えたい
でも行動は足元の小さな一歩から」 をキャッチフレーズに
自然のままで自然にできた食材を使い
電気やガスを使わずに目の前でおいしい食べものに
変化していく体験活動に尽力されています


本物の素材すべてがこだわり材料を使用


常に食と農の健康に関する


探究心が溢れています


好きな形のクッキー作り


ピザは
国産小麦を使用し生地を作り
トッピングの野菜から自家製ベーコン、トマトソース等も
全部手作りのものを使用


石釜に入れて、約3分
ピザとクッキーが焼きあがりました
美味しい焼きたてパンも試食


ご飯は
薪割りから火おこし


手作りロケットコンロを使用すると


少量の薪で省エネの羽釜炊きご飯が出来


おにぎり完成!
パリパリの有明海苔にまいて最高のごちそう
いくらでも食べられます


デザートはさっぱり美味しい「かき氷」
ミツの材料は高級食材?味覚実験
マンゴー、パイナップルなど本物はやはり美味しいですね


願いは少子化に伴い大変な時代を生きる子供たちが
力強くそして感性豊かに育つこと


100名規模でも体験出来る広いスペース


最後に
塾長オススメの健康体操も披露


おいしい!楽しい!脳の栄養が盛りだくさん
とても有意義な現地研修となりました
体は食べたものでつくられる
「食」に対する認識を変え
それぞれの食習慣を見直すきっかけにしたいものですね。。。



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こんにゃく作り

2018-12-19 | 学習
12/18(火)いきいき大学12月の学習

いつもの川上先生とゲストの指導者
まず、こんにゃく芋2kを茹でます



ゆでた芋の皮を剥いて芽を取り
細かく切る
1Kgに対し、水20cupを用意し、芋と水を少しづつミキサーにかける



炭酸ナトリウム液を作る
ぬるま湯に重曹1kに対して5g入れ
透明に成るまでかき混ぜて、よく溶かす

糊状になるまで混ぜ20分以上放置して落ち着かせ





丸めた



コンニャクを沸騰している湯の中に入れ、30~1時間茹でる



コンニャクが浮かんできたら、湯から上げて出来上がり




と思い来や水分が多すぎて柔らかく成形失敗?

芋と水の割合を正確に測ってなかったようです

でも、美味しい生こんにゃくの完成です


        今日は凝固剤に重曹を使いましたが
        いろんな方法があるそうです

        お試しあれ。。。






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いきいき大学 10月の学習

2018-10-23 | 学習
10/23(火)山都フットパスを歩こう!

奥阿蘇東竹原フットパス(南コース)
コース総距離:4.4㎞ 所要時間:90分

地元の田上さんご夫妻にご案内いただきました



高畑年祢神社からスタート



神社の森にある「高畑宝塔」



霊場の拝所として、弘化3年(1846)
井竿五三右衛門道弘によって建立されたとされ
山都町指定文化財である



仏像八十八体を石像で刻み各地へ安置して
「柏在八十八箇所」を作り信者の巡拝を行ったといわれ
この時、安置されなかった10体の仏像が境内に残されている



樹齢400年の立派な杉を仰ぎ



森を抜け



「赤立遺跡」へ



九州最高地の弥生時代後期の集落跡で
祖母山の山並みを見上げる広い畑を
掘り起こすと土器や石器が発見されたそうです



野の花を愛でながら



「早楢(わさなら)神社の森」



加藤忠広誕生の年、清正の命によって祀ったと伝わり
境内に貴重な1本ある古木のヒノキがある



「高辻線刻阿弥陀三尊板碑」は



裏側に置かれ
阿弥陀様が微笑んでいるようです



「鬼の門」
約、9万年前「ASO4」の噴火によって出来たもの
熊本地震により半分が倒壊



掛け干しの風景に包まれ




      ロマンあふれる太古の世界をめぐるコース

      長閑な風景のなかをゆっくり楽しみ

      田上夫妻に感謝しながら東竹原をあとにしました

      

      地域に残るありのままの風景を楽しみながら歩く「フットパス」

      2018 秋の山都フットパスイベント参加者募集中です

      地域の方のおもてなしや交流も楽しめますよ

      あなたも山都町を歩いてみませんか。。。

      


      




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いきいき大学 修学旅行 ②

2018-10-20 | 学習
10/17(水)今日の学習

ホテル〜咸宜園跡〜小鹿田焼の里〜三連水車の里あさくら〜黒門茶屋
秋月城跡=甘木IC=広川IC=御船IC=矢部

翌朝の三隈川



屋形船に乗船気分



朝一に日田市淡窓にある「咸宜園跡」



先ずは隣接する「咸宜園教育研究センター」でビデオ学習



広い敷地跡に茅葺の住居が保存
江戸時代後期に生まれた儒学者・廣瀬淡窓が豊後・日田に開いた日本最大規模の私塾

「咸く宜し」(ことごとくよろし)とは
すべてのことがよろしいという意味で
淡窓は門下生一人ひとりの意思や個性を尊重する教育理念を塾名に込め



5000人を超える門下生が集まったそうで
高野長英・大村益次郎・清浦奎吾などを輩出し
藩校は諸藩にあったが庶民の教育機関は村の寺子屋しかなく
高等教育機関は画期的であったそうです



「小鹿田焼の里(おんたやきのさと)」「皿山地区」へ
日田市の最北部・高塚山の麓に位置する小さな里



清流沿いの共同の登り窯



陶土をつく唐臼の音



里が開かられた当時そのままに



地域の資源・地域特性を活かしながら窯業や農業を営むという



生活様式や景観を残し



民衆の暮らしのための日用雑器(民藝陶器)
質実で柔らか、素朴で温かみ、独自の風情がありました
店頭を覗いて散策を楽しみ



朝倉市へ
昨年の年九州北部豪雨で甚大な被害を受け復興中の
三連水車の里あさくら周辺
水車公園には行けません?
耳納連山を背景に三連水車のモニュメントが見えます

残念ながら
日本最古の実働水車として知られる国指定史跡「三連水車」の実物は
ちょっと離れた場所のため見学不可



続いて「秋月城跡」は
朝倉市秋月野鳥
秋月は、標高約860m(859.5m)古処山の麓の町で
三方を山で囲まれ南に開けた町

黒門茶屋で昼食



杉の馬場は桜の名所



秋月城跡には秋月中学校



文和9年(1623年)黒田長政の遺命により秋月城を建設
以来、歴代藩主の居城であった
陣屋形式の小さな城で瓦板と呼ばれる
大手門には現在、垂裕神社の山門となっている黒門が建ち
裏門には長屋門が唯一、現位置に建つものとして残っている

秋月城跡「長屋門」



秋月城跡「黒門」






本当に黒い?



石段を登ると」
垂裕神社(すいようじんじゃ)



5万石城下町として栄えた秋月
秋月氏、黒田氏の栄華がひっそりと眠る城下町
約800年のさまざまな歴史と悲話を秘めた「筑前の小京都」に
触れた程度の見学となりバタバタ
おすすめ散策コースもいろりろありますね

これからは秋月の紅葉も素晴らしいとか



  有意義な
  二日間の修学旅行は無事終了
  お疲れ様でした。。。



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いきいき大学 修学旅行 ①

2018-10-18 | 学習
10/16(火)福岡市朝倉方面と日田温泉

平成30年度は参加者38名

御船IC =植木IC=
清浦奎吾記念館〜きくすいの里=菊水IC=鳥栖JCT
如意輪寺(かえる寺)〜巨峰ワイン〜日田温泉

清浦奎吾記念館
生家の明照寺の隣に位置する



山鹿市出身の偉人、第23代内閣総理大臣
清浦奎吾は熊本県初の総理大臣

館内には奎吾の幼少のころの様子など
総理大臣になるまでの足跡を
ゆかりの品々と共に紹介



親の教え(親、先輩、友、時世の恩)を忘れず
清廉、潔白、高風清節の士としての生涯は誠に立派で
近年の汚濁を聞くにつけ清浦奎吾の生き方が大変尊く思われる
(パンフ)より
偉人の業績は人々を魅了する

次に小郡市のある
如意輪寺(かえる寺)
5,000体以上の様々なかえるが出迎えてくれます



檀家さんを持たないお寺
如意とは、自由・自在・思い通りになるという意味で
願いを思い通りに叶えてくださる観音様として信仰を集めているそうです



今や観光バスで海外の方も訪れるという超有名スポット!
面白い住職の説法に泣き笑い
かえる寺の「あ・い・う・え・お」を実践して
健康で楽しい生活を送りましょう!



久留米市田主丸町の巨峰ワインへ
一帯は葡萄、柿などの果樹産地

耳納連山の中腹に位置する巨峰ワイナリー
田主丸の森には醸造所、地下貯蔵庫、売店、レストランが併設



地下貯蔵庫を見学したら
皆さん試飲に夢中?
赤ちゃんワインが好評のようですね



今宵の宿は日田温泉「みくまホテル」



客室から三隈川に浮かぶ鵜飼に屋形船



       観月の湯に浸りお楽しみ宴会?


       

       余興におしゃべり満開!!の夜となりました。。。

                明日は・・・







       
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現地学習 水俣病資料館見学

2018-09-12 | 学習
9/11(火)いきいき大学 9月の学習

先ずは資料館に隣接する「熊本県環境センター」へ

環境に優しい行動を推進していくための
環境教育や環境情報提供の拠点を自由見学



環境についてのあらゆる資料が展示してあり
環境問題についての理解と認識を深めることができる



エントランスホール





「エコ商品の紹介」



「ごみの分別」などの常設展示
環境を大切にして地球の未来を守りましょう!



芝生広場の「学びの丘」



公害問題や環境問題について情報発信する
「熊本県環境センター」「水俣市立水俣病資料館」
「環境省国立水俣病総合研究セン ター水俣病情報センター」の3つの学習拠点
様々なイベントも行われている



ランチタイムは道の駅にあるレストラン「たけんこ」
美味しいビザに満たされて散策



58ヘクタールという水俣湾を埋め立て完成した広大な埋立地の
「エコパーク水俣」

先端にある親水護岸
かつては有機水銀を含む工場廃液が流され続けた水俣湾
今は青い海と目の前の恋路島や不知火海の島々の美しい光景



無人島の恋路島(こいじしま)を望む海岸線

戦のために海を渡った若き武将と
夫の無事を祈り続けた妻の美しい恋の物語が伝えられている



「飛龍」というモニュメントもあり

水俣の未来が希望に満ちあふれたものになることを願って

天を仰ぎ躍動する山の龍の姿を表すとともに
MINAMATAの頭文字Mが両手を大きく伸び伸びと広げている様子を表しているそうですよ



13時から「水俣病資料館」へ

多くの被害を生み、公害問題の原点といわれる水俣病
その貴重な資料を整理・保管する施設が水俣病資料館

30分ほど館内見学したあと
語り部吉永理巳子さんの講話を60分間聴講

水俣病患者の痛みや差別を受けたつらい体験が心に響く
水俣病の教訓を継続して伝えていく多くのメッセージ

被害者の闘いは今もなお続いています

「起きたことに学び、ここに生きる希望をつくる」




       水俣の再生、それは環境の復元と心の融和

       「あなたはどんな未来をつくりますか?」
       水俣からのメッセージを重く受け止めながら・・・








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