乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

阿蘇震災ミュージアム・新阿蘇大橋

2021-10-01 | 学習
9月29日(水)山都いきいき学級 現地研修

〜熊本地震 震災ミュージアム 記憶の廻廊〜
「地震を乗り越え、地震と共に生きる」
熊本地震を伝えるミュージアム

2016年の4月14日と16日に発生した熊本地震
熊本地震の記憶と教訓をいかにして次世代につないでいくか
この課題解決に寄与するプロジェクトが
熊本県が整備を進める「震災ミュージアム」

震災ミュージアムの拠点のひとつである
旧東海大学阿蘇キャンパスは震災遺構として
2020年8月1日から一般公開されている


語り部の鉄村さんがご案内


見学通路は正門裏側から


表出した断層


地表地震断層と呼ばれる地割れ


断層の変位による建物への影響が把握できる
本来一体である校舎の倒壊を防ぐために、1号館建物は分割され


地震対策が施された左側の校舎


対策なしの右側の校舎
被害の大きさを確認できる


中庭の学生会館跡


そのまま残されている


壊れた柱や外壁


正面玄関に出ると


震度6強の揺れを受けながら倒壊しなかった建物と断層が
一体的に保存されている事例は国内に例をみないそうで


正面には旧阿蘇大橋に崩落した山の斜面がくっきりと


2023年度、旧東海大学阿蘇キャンパスと隣接した土地に
地震をテーマとした体験・体感型の展示・学習施設をオープン予定とか
震災の記憶と教訓を伝える施設として期待されています

震災の凄まじさを肌で感じ、爪痕を間近で体感出来る震災遺構
時間と共に薄れる災害意識
リアルな環境を体感すると
改めて日頃から防災意識を高めることが大切であると再認識


阿蘇の玄関口と言われる「新阿蘇大橋」へ


国道57号線沿いの南阿蘇村立野と
同村河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97mの橋


“PCラーメン橋”で、地震などの揺れに強いのが特徴
展望台からのパノラマが楽しめます


阿蘇五岳を望むあそ望の郷くぎのでランチ後
研修終了となりました


誰にでも起こりうる災害被害
日頃の備えをしつつ、自然と共存していかねばならないと
理解することがとても大切であると、、、


旧東海大学阿蘇キャンパスには
被災地を応援するプロジェクト
「ワンピース」のロビン像が10月9日お目見えします
楽しみですね。。。



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