乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

てくてく観光

2013-12-28 | 日記
12/27(金)雪予報のため予定変更だったが・・・

雪も雨もなくちょっと晴れ間も...でも風が冷たく寒い!
城主実家泊の翌朝は、散策がてら墓参りと親戚訪問も済ませ
先ずは宇土市立岡町晩免にある『晩免古墳』に
ぐるり道迷いをして辿り着くと



『安徳天皇陵』との伝承があり、陵墓参考地に指定されてる



可愛い古墳

壇ノ浦伝説では何処かの地に隠れ住んだというが
山都町にも『安徳天皇陵』があり
十七歳で崩御埋葬され
源氏から隠すためこの地、晩免古墳に移されたという伝説.....



全国に10ヶ所くらいあるらしい「安徳天皇御陵」
この熊本にはそのうち2ヶ所もあるんですね!



本日予定の雁回山へ



8カ所の登山コースがあるようだが
急に風雨になってきたので中止し



山麓ある『木原不動尊』へ



成田・目黒の不動尊とならぶ日本三大不動尊のひとつ
「火渡り」「湯立て」の荒行で有名



仁王像もあでやかに
境内は初詣の準備で大忙し
相手にされませんでした、、、



それじゃ、その先の『六殿神社』へ
1178年に平重盛・武蔵の六孫王権現を勧請したと伝えられる



一際美しい朱塗りの楼門



室町時代の天文18年(1549)に建てられた
三間一戸(さんげんいっこ)という形式の門で
釘は1本も使われていないとか



屋根は入母屋造(いりもやづくり)の茅葺きで
なつかしい里の風情を残している



正面に拝殿
御祭神は、阿蘇大明神、天照皇大神、埴安姫神、諏訪大明神、
氷川大明神、稲荷大明神・・・総称して六殿大明神!




史跡・伝説に富む雁回山(木原山)
まだまだ見どころ歩きどころがいっぱい!

        次回のお楽しみとしよう。。。







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恒例の餅つき

2013-12-27 | 日記
12/26(木)年末のイベント

今年も頑張ってぺったん、ぺったん!



石臼でこだわりの手作りですよ
城主兄と交代で搗きます



こねの作業は餅つきの中でも重要な作業
ここでしっかりと捏ねておく
搗き手と返し手の呼吸が合わないと手を搗かれます、、、
おしゃべりお笑いムードでも
パワー全開でかなりの重労働かも



乙女は餅切りに初挑戦!
これがなかなか難しい・・・
同じ大きさになるように注意しながら切り取る
早くしないと冷めるので、できるだけ早くちぎります
ちぎる側の右手が熱くてたまらないほど...
今年は7回くらいで早めに終了
おいしいお餅が搗き上がりました。。。

あとはメインの飲むだけ?
新鮮な各種お刺身で眠くなるまで・・・・・・・・おやすみなさい!





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雪の烏帽子岳

2013-12-25 | 登山
12/25(水)真っ白の阿蘇山から・・・

『Merry Christmas!』



広い雪原を烏帽子に向かって

     

急登もトレースで固められ難なく

 

純白のドレスに包まれた



樹氷のトンネルが



いざなう先は



稜線漫歩の



白銀ワールド



噴煙たなびく阿蘇中岳をバックに



あっという間に山頂



ぐるりパノラマビューをどうぞ!



阿蘇南外輪山と九州脊梁



祖母山



九重の山並み



俵山から金峰の奥に雲仙普賢岳



うっすら有明海



夜峰山



草千里が浜の先には鞍岳



目が回るような



眺望に



柔らかな光と貸切の特等席
山上のクリスマスメニューはないが
おにぎりとカップ麺で充分?          



離れがたい景色にも腰を上げ



ピストンで下山



白いツリーも



杵島、往生が美しいフレームに際立つ



雄大な阿蘇の大自然に



包まれて





草千里ヶ浜



湖面も眩しい
お散歩コースで雪山満喫したら



草千里ヶ浜正面にある火山博物館でお勉強



阿蘇を始め、日本や世界の火山についての展示や
中岳火口壁に設置した2台のカメラがとらえた
火口の映像と音を同時に体験できる火口ワイドスクリーン



熊本県のシンボル阿蘇山
世界最大級のカルデラと雄大な外輪山


阿蘇ジオパーク、世界農業遺産で益々盛り上がり
今後の動向にも期待が。。。



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金峰山 (665m) ~ 霊巌堂

2013-12-16 | 登山
12/15(日)遠い昔に.....

小学校の遠足以来となる



熊本市民の憩いの山へ



直登のさるすべりコースを進むと



サルも滑るほどの急登



緩やかな自然歩道は何度か交差しながら山頂で合流するようだ



約、600mを一気に30分



山頂直下で車道を横断



登拝回数記録板には最高8000回?
毎日登っても22年を要するほど....





山頂の金峰山神社に到着



眺望は霞みのなか



東に阿蘇五岳、西に有明海、雲仙普賢岳?



全く視界が利きません
大汗をかいて泡が欲しいところだが・・・
カップラーメンとおにぎりだけでも美味い!
気軽に登れる人気の山には多くの人が訪れ親しまれている



下りは緩やかな自然歩道コースを



途中から景色も良く



あっという間に下山
駐車場から山頂のTVアンテナが見える
あっけない山だったので



山麓をぐるっと岩戸の里公園へ
勝ち運を呼ぶ武蔵像がお出迎え



どれにする?もちろん、、、



ここから、200m下ると金峰山や長閑なみかん畑を望む



宮本武蔵ゆかりの霊巌堂がある雲巌禅寺



曹洞宗の僧「東陵永與(とうりょうえいよ)」が開基
九州西国三十三観音第14番霊場



拝観料を払って境内にある洞窟へ向かうと



岩山の五百羅漢が様々な表情でいざなう



熊本の商人渕田屋儀平の願いにより
24年間かかって奉納したと言われている



永年の風雨による自然崩壊や明治初頭の廃仏毀釈や



1889年の大地震の破損等で完全なものは約半数に減り
維持管理にも苦労されているようである





二天一流の由来が詳細に書かれている



宮本武蔵がこの洞窟にこもって二天一流の集大成とも言うべき
兵法の極意書である「五輪書」



地、水、火、風、空の五編を著した霊巌洞内には



武蔵が拝した石体四面の馬頭観世音像が奥深く祀られ
洞の上には霊・巌・洞の文字



「宮本武蔵」を偲ぶ霊場、禅の空間は昔と変わらず日本の聖地
瞑想にふけるように「神仏を敬い、神仏に頼らず」・・・
畏敬の念にかられる境地から



現世に戻り河内みかんが店頭に積み上がった
塩屋道の駅に寄って



道すがら、高橋稲荷神社にも参拝



日本五大稲荷の一つに数えられ、全国的に商売の神様
稲荷らしい煌びやかな彩色が目立つ鉄筋コンクリート造の社殿
霊場とはあまりにも対照的な陽の雰囲気に戸惑いながら
熊本市内を脱出



帰路沿いの下鶴眼鏡橋で下車



緑川水系の支流である八勢川に架かっている



擬宝珠(ぎぼうしゅ)が付く 珍しい欄干は昔そのままの風情を残し



架設以来100年以上風雪に耐え、今も脇道として利用されている



これにて
本日のぶらっと観光はおしまい。。。

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冠獄(かむれだけ)八十八ヶ所霊場巡り

2013-12-08 | 登山
12/7(土)山日和は近場の霊場へ



五ヶ瀬町鞍岡の国道265号線沿いから入ると



53番札所 清水寺のお堂があったがルートが不明瞭



麓から祇園山、揺岳を望む
地元のおばあさんによると毎年、冠獄のお祭りで
お接待をしているとの興味深いお話を伺って
周回コースの順路を辿ることにする



近くに案内板があった



畑の路傍に石仏が出現
弘法大使と菩薩?



ルートの道標をたよりに六郷ヶ原大師堂



その傍らの2体は
薬師如来?と



平成17年の保存会による
冠獄八十八ヶ所鎮座150年記念碑もあり



順路に沿ってここから山道
これより、安政の世にタイムスリップ....



暗い杉林の中にありました
右は大日如来と・・・



ルートの脇に石仏が祀られ道案内されるかのように



自然林になると次々にお出まし



札所の番号は順不同のようで
様々なお姿に手を合わせながら進む



34番は薬師如来



この辺はちょっとしたハイキング気分



色付き不動明王?



倒れている4番石仏は起こして鎮座させます



ネットを開閉し樹脂製の階段の斜面から



脊梁の山々の眺望



ロープのある箇所は慎重に登る



無造作に置かれているようでもあるが



崖間にも石仏



注意深く見てないと見落としそうになる



崖下は



屋根付きで守られているようだ



いよいよ山頂へ



鞍部から右側の西峰に進むも倒木に塞がれ断念



反対側の冠獄山頂へ上がると
麓の鞍岡集落





冠獄本峰ピークにはお大師さま?



城主も上がって来ているようだが・・・



白岩山、向坂山



小川岳、黒岳の稜線



鞍部に下りておにぎりとカレーうどんの昼食で一休み



人の姿はなく出会うのは歴史を刻んだ石仏群



頭部が崩れた25番札所



落ち葉で滑る下りのロープは踏ん張って



ここにも



埋もれたルートに目を凝らして進むと



かなり傷んだ3体もあり



秋葉大明神の鳥居を過ぎると国道に下山となる



出会った石仏はすべてカメラに収めて
最後に国道沿いの1番札所に参拝



四国八十八ヶ所になぞられた大師像
こんな身近にもあった...
伝説に彩られたお大師さん信仰



所要時間、約3時間
霊場巡りの石仏探しに魅了されとても楽しい巡礼となった。。。


石仏像の解明も面白いかも知れない!!





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高野山お礼参り

2013-12-06 | 四国巡礼
12/3(火)荘厳な空気に包まれて

遍照尊院本堂で朝6時よりお勤め



大師様のお蔭を頂けるよう
八十八ヶ所のお砂踏みも勧行

奥の院から参詣
高野山を含む『紀伊山地の霊場と参詣道』の世界遺産
高野山は、平安時代のはじめ日本が生んだ偉大な聖人
弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地
117の寺院がありそのうち52ヶ所が宿坊を持つ



一の橋から御廟まで約2kmの道のりには
約、20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が
樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並ぶ



中の橋駐車場から奥之院



「金剛峯寺境内案内人」がご案内



奥之院にはおびただしい数の五輪塔が祀られて
密教の教えでは、宇宙は「空・風・火・水・地」の五つの要素から構成され
五輪塔の形はこれらから形作られているそうである

奥の院で最大の供養塔は駿河大納言忠長の母
(2代将軍秀忠夫人お江(ゴウ)の方)
石塔の材料の石材は瀬戸内海周辺で切り出され
海を渡り紀ノ川をさかのぼり人と牛馬で山上へ運んだ



この御廟橋を渡ると大師御廟への霊域
この橋を渡る人は、橋の前で服装を正し、礼拝し
清らかな気持ちで霊域に足をふみ入れます


弘法大師が御入定されている聖地
御廟の奥の岩室で今も生きて瞑想を続けていると信じられている大師の
存在と同じように 過去と現在、そしてこの世と異世界を超越し
それらが交錯する空間であるとか ・・・・・

奥深く厳かな佇まいのなか
厳粛な気持ちで心を空白にすると
浄土へ導かれるようだが.......



現世に引き戻されて
金剛峯寺(こんごうぶじ)
高野山のすべての土地は金剛峯寺の所有
高野山真言宗の総本山の名称となっている



壇上伽藍
高野山の伽藍は真言宗総本山金剛峯寺の根本道場



真言密教の聖地で1200年を超える歴史や
受け継がれた幾多の伝説に触れながら遍路お礼参りも
最終章となったが、、、

山を下りて
『慈尊院』 女人高野別格本山



弘法大師(空海)が高野山開創に際し
高野山参詣の要所にあたるこの地に表玄関として伽藍を草創し
一山の庶務を司る政所、高野山への宿所、冬期の避寒修行の場所とされ
高野山町石道の登り口

高野山を訪れた弘法大師の母公が、女人禁制のため入山を許されず
翌年にこの地で亡くなったことから、弘法大師は母公のために
弥勒堂(御廟)を造られ弥勒菩薩坐像(国宝)を安置し
それ以来、慈尊院は「女人高野」とも呼ばれ親しまれている


根来寺にも参拝



戦国時代の歴史の中で「豊臣秀吉の根来攻め」で有名なお寺
新義真言宗総本山
高野山僧の間で権勢を奮っていた覚鑁(かくはん)上人は
羨望の的となり教義対立から 高野山を追われ、根来に逃れて
高野山の古義に対して新義真言宗の根来寺を創設した



国宝、多宝塔をはじめ「350万平方メートル」の広大な敷地は見応え充分
ちょっとの時間ではもったいないような錦絵巻に見送られ



帰路となった




    お気軽観光、四国遍路の旅はおかげさまで無事終わったが
         
         人生の旅は道半ば、夢半ば・・・

            人生はいつ何が起こるか分からない?

               覚悟を持って今を生きよう!


                     合掌
                         








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京都・東寺~奈良公園(東大寺・春日大社)

2013-12-04 | 四国巡礼
12/1(日)名門大洋フェリーで出航!  

新門司港 18:50 船中泊 ~大阪南港 8:30

船内は高校生や団体で超混みだが
ラウンジで遍路ツアー恒例の・・・



・・・いつの間にか
来島海峡大橋、瀬戸大橋、明石海峡大橋を通過



デッキに出ると昨夜の酔いが渦を巻く



遠望は神戸港のポートアイランドあたりで南港も近い



バスに乗り換えて約1時間超
先ずは東寺から
世界文化遺産 真言宗総本山
別名、教王護国寺(きょうおうごこくじ)

東寺は延暦13年(794)平安遷都の時西寺と共に開創された平安京の二大官寺
元々は京都の街を鎮護する為に建立されたお寺を
嵯峨天皇からお大師様が下賜され、真言密教の根本道場として栄えたところ



空海の住居とされる



国宝大師堂



本尊の薬師三尊像が安置されている金堂



五重塔
高さ57m、日本最大の五重の塔で国宝
寛永20(1643)年に、徳川家光により再建奉納された



紅葉で彩られる境内を散策
美しい立体曼荼羅の世界が広がる講堂や
十一面観音菩薩像が安置されている食堂(じきどう)など
見所いっぱい!



次は世界遺産が生きるまち、奈良へ
観光スポットの奈良公園では案内人に促され
シカの歓迎で全員の記念撮影後

東大寺の見学
わが国最大の山門である南大門



中門



世界最大の木造建築である大仏殿



金堂前の国宝「金銅八角燈籠」に足を止め
楽器を奏でる音声菩薩像(おんじょうぼさつぞう)に注目



奈良といえば大仏さん、大仏は奈良の象徴
中学の修学旅行以来のご対面だがお変わりなく
もう、とにかく「デカっ!」



ご臨席には
木造の「虚空蔵菩薩坐像(重文)」



修学旅行生が行列しているのは『柱くぐり」
大仏殿の中の鬼門にあたり
穴を開けて、邪気の流れを穴を通して逃がす工夫
大きさは30×37cm 大仏さまの鼻の穴と同じ位
穴をくぐると多くのご利益が あるそうで



一種のおまじないに挑戦する子ども達
もし、抜けなくなったらどうするんだろう??



奈良公園のシカは国の天然記念物
約、1200頭、何処からでも現れ驚かされる



昼食後は若草山の麓でシカと寛ぎ



春日大社へ
全国に約1000社ある春日神社の総本社
平城京の守護の為に創建された御社



第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)
第二殿 千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)
第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)
第四殿 比売神(ヒメガミ)は大阪府枚岡(ひらおか)神社から
それぞれ春日の地に迎えて祀られているそうで
参拝も念を入れ



一路、高野山宿坊 遍昭尊院へ
海抜1000m、山上の聖地でご宿泊

    極寒の清浄な大気に身を引き締めながら、、、






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お天気

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