みなさん、「学習等供用施設」をご存知でしょうか。江南市内には、市直営の学習等供用施設が5か所設置されています。この他にも、市が管理運営を地元区に指定している施設があります。
他自治体にお住まいの方とお話しすると、「学習等供用施設って何?うちにはそういう施設はないんだけれど」と尋ねられます。
実は、この施設、防衛庁の補助金を活用して作られています。防衛庁のホームページを見ると、「防衛施設と周辺地域との調和を図るための施策」として「生活・事業上の障害をやわらげる」目的で補助している旨が記載されています。
私が住む飛高町にも、通称「飛高会館」と呼ばれる施設があります。管理運営は飛高区に委ねられており、事実上、飛高区民などの集会場・寄合いの場所として使われています。
この施設もいずれ老朽化し、修繕や改修が必要となります。それを誰がどれだけ負担することになるでしょうか。将来的に、更新することができるのでしょうか。これも公共施設の再配置問題のひとつとして、考えていかなければなりません。