やよい苑通所リハビリテーションでは、脳の活性化を意識した取り組みを積極的に行っています。
その一つが塗り絵です。
今回、一部ですが利用者様の作品をご披露させていただきます。
「塗り絵は子供が遊ぶもの」というイメージが強いかもしれませんが、近年では大人用の複雑で繊細な絵柄の塗り絵が
人気を集めているそうです。
そして、塗り絵には心身に良いとされる効果がたくさんあるといいます。
○脳全体を活性化
絵柄を見て、どういう絵なのだろうと考え、過去に見たことのある形や色などを照らし合わせ、どこから何色で塗ろうかと
考えます。
そして、手を動かして色を塗ることで、後頭葉・側頭葉・頭頂葉・前頭葉の脳全体が活性化されるそうです。
○認知症予防
塗り絵をすることで、脳全体の細胞を活性化させるため、認知症予防にも効果があります。
さらに、塗り絵には『正解』がなく、自分の思いのまま塗りたいように塗れることで、より一層脳細胞が活性化されるそうです。
○ストレス解消
塗り絵に集中し黙々と塗り続けることで無心となり、嫌なことも忘れるなどストレス解消の効果もあります。
他にも、さまざまな効果があると思いますが、とにかく塗り絵は利用者様にとって効果的なものであることは間違いありません。
あとは如何に塗り絵の良さ・効果を利用者様にお伝えできるか、如何に興味をもって取り組んでいただけるかです。
そこはスタッフの伝え方一つ。
スタッフ自身の意識向上も含め、今後もさまざまなレクリエーションに取り組んでいきたいと思います。
塗り絵以外にも、利用者様が取り組まれた作品(絵や切り絵、貼り絵など)がたくさんありますので、随時ご紹介させて
いただきます。
投稿者:やよい苑地域在宅総合ケアセンター センター長 長谷川