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  『大好き、おじいちゃん・おばあちゃん』

2018-12-05 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑
平成30年11月22日(木)14時00より、やよい苑1階レクリエーションルームにおいて岩出市立中央小学校の小学3年生83名の生徒さんが来苑されました。


中央小学校では学校推進事業の一環として、総合的な学習の時間に【単元名「大好き、おじいちゃん・おばあちゃん」】が設定されており、「地域のおじいちゃん・おばあちゃんと交流しよう」という目的で毎年来苑してくれています。


当苑の利用者の皆様も生徒さんの来苑を楽しみにされており、交流会が始まる頃には会場となるレクリエーションルームも満員となり、生徒さんと利用者様が互いに手の届く距離までになりました。



この日の為に生徒さんたちは、一生懸命練習を重ねて演目を披露してくれました。


まずは短歌と俳句の発表。
松尾芭蕉や与謝蕪村、小林一茶などの日本を代表する俳人の句を代表の生徒さんが詠んでくれました。一緒に口ずさんでいる利用者様もいらっしゃいました。


続いては合唱と3年生から習い始めたリコーダーを披露。習い始めとは思えない程上手で優しい音色に癒され、利用者様も聞き入っておられました。また合唱では「富士山」「春の小川」を利用者様も一緒に歌われていました。



その後も手遊びうた「あいうえおばけ」や応援ソング「栄冠は君に輝く」「パプリカ」を元気よく歌い、踊ってくれました。利用者様も生徒さんの動きに合わせて真似をしたり、手拍子したりと楽しんでおられました。



さらにプレゼントの贈呈では生徒さんたちが手作りしてくれた、メッセージ入りの扇形の壁飾りを利用者様お一人お一人に手渡してくれました。利用者の皆様も大変喜ばれ、笑顔や感激の涙が溢れていました。


最後は毎年恒例となっている、生徒さんと利用者様が一緒に「茶つみ」の手遊びで触れ合い、交流会は終了となりました。あっという間の時間でしたが、ゆったりとした時を過ごせたようにも感じました。



終了後、利用者の皆様は大変喜ばれており「楽しかった~」「嬉しかった!」「また会いに来てね!」と口々に言われ手を振り見送られていました。また生徒さんたちも最初は照れた表情だったのが帰る時には、皆笑顔で「楽しかった!」と喜んでくれ、「また来るね~」と手を振り返してくれていました。


核家族化が進む中、子供たちと高齢者の方が交流する機会が少なくなる傾向にありますが、こうした機会を通じて、それぞれが触れ合えるというのはとても貴重な時間であると改めて感じました。やよい苑では今後もこうした地域の方々と触れ合える、ひととき、ひとときを大切にしていきたいと思います。


最後になりましたが、岩出市立中央小学校の生徒さん、ご準備下さった先生方本当にありがとうございました。




介護老人保健施設やよい苑HP


投稿者:支援相談員


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