彌栄会オフィシャルブログ

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クリニック便り~「転倒」と「骨折」その②~

2020-11-16 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
前回は胸腰椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折を紹介させていただきました。


今回は高齢者に多い手首や腕の骨折を紹介させていただきます。


まずは、橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)。


手首の骨折です。


転倒したときに手のひらや手の甲をついた際に生じ女性の方に多いです。


これも特に骨粗鬆症のある方では多発します。


手首の付け根に痛みが出現し腫脹や熱感を感じ手首を曲げたり手のひらを返す運動が出来なくなります。





最後に上腕骨頚部骨折(じょうわんこつけいぶこっせつ)。


肩の骨折です。


手をついて転倒したり、肩をぶつけたときなど大きな衝撃が生じたときに起こります。


直接肩をぶつけなくても転倒した時に手の付き方によって生じることがあります。また、けがをした直後から手を上がることが出来なくなり肩や腕に痛みが強く出現します。




骨折が起こると、起き上がる、立つ、歩くなどの基本動作が困難になります。


高齢の方は動けない状態が長ければ長いほど、筋力低下や関節の動きが悪くなり、寝たきりになるリスクが高くなります。


私たち理学療法士は、その人に合ったリハビリを行い、一日でも早く日常生活を送っていただけるよう目指します。


もし身体のどこかに痛みが生じた場合は、我慢せず、お気軽にやよいメディカルクリニックに相談、受診頂ければと思います。


http://www.yaeikai.com/medical-index.html


投稿者:リハビリテーション科  西田



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