平成30年5月17日(木)17:00より、ホテルグランヴィア和歌山「ル・グラン」において、平成30年度和歌山県老人保健施設協会定時総会が開催されました。
和歌山県老人保健施設協会は和歌山県内に所在する老人保健施設で組織し、自主的な活動により施設の向上発展とその使命の遂行を図り、社会福祉の増進に寄与することを目的としており、定時総会は年1回開催されています。
当苑からは和田施設長と林が出席いたしました。
和田施設長におかれましては、今年度より同協会副会長職に就任されるとともに、全国老人保健施設協会和歌山県支部代議員の再任兼務されることから協会運営上必要な施策においてさまざまな角度から取り組まれています。
定時総会は協会会長の挨拶後、事務局による議案説明の後、前年度の事業報告、収支決算報告、監事からの監査報告また今年度においての事業計画(案)、収支予算(案)などの議案について審議が図られ各議案ともに承認されました。
議案承認後は副会長である和田施設長が「各施設忌憚のない意見交換を」と参加施設に呼びかけ、EPA制度及び技能実習生また語学留学等外国人留学生の受け入れについてディスカッションがなされました。それぞれの国柄や宗教、言葉の課題など、受け入れを実践している施設からも現状についての報告もあり実のあるものとなりました。
総会終了後、和歌山県福祉保健政策局 宮本浩之局長、和歌山県長寿社会課 谷口善郎課長、同協会顧問でもある山下直也 和歌山県議会議員、新島雄和歌山県議会議員、鈴木太雄 和歌山県議会議員にご臨席賜り懇親会が開催されました。
関係機関や賛助会員の方々、施設間の親睦はもちろん、他職種による情報交換も積極的に行われました。
また今回、介護保険4月改正後の総会ではありましたが、どの施設においても基本型から強化型へのバランスの良い移行、維持が共通意識ではないかと感じました。また、サービス事業所間の競争激化、人材確保の面においての不安についても話題として挙げられていました。
2025年を見据え介護分野における状況はますます変化が激しく予測がつきにくいものとなることが多いと考えられます。そのようななか自己努力はもちろんのこと、協会活動においても各施設間の協力体制がやはり不可欠であると感じています。
和田施設長が副会長として手腕を発揮されているなか、私自身も小さな力ではありますが、少しでも協会運活動に協力していけるよう努力したいと思います。
介護老人保健施設やよい苑
投稿者:やよい苑事務長 介護福祉士 林