彌栄会オフィシャルブログ

【彌栄会オフィシャルブログ】では、彌栄会の行事やお知らせ、役立つ情報などを随時更新します。

「チームで医療安全」~ヒューマンエラーを考える~

2017-11-05 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑
平成29年10月18日(水)15時~、10月31日(火)18時~やよい苑1階会議室において、医療安全管理委員会による施設内研修を開催いたしました。


当法人は、利用者様が安心して安全な介護・医療を受けられる環境を整え、良質な介護・医療を提供することを通じて、地域社会に貢献することを目的に、人と人との支え合い、繋がりを大切に事業を展開しています。


私たち職員は、日常の業務において介護・医療の安全と安心を確保するために、利用者様との信頼関係を構築するとともに、介護・医療事故の発生の防止に努めなければなりません。


今回の施設内研修は、講師として株式会社ケーエスケー 紀北支店 営業第1課長 松村寿栄典様、地域包括推進部課長 園田隆行様、営業支援部リーダー 田口真澄様にお越しいただき、第1部「医療暗線管理の実践」~ヒューマンエラーを考える~、第2部「なぜ地域包括ケアが必要なのか」と題して研修会を開催していただきました。

人は必ず事故を起こす(ヒューマンエラー)を考える





事故はいつでも起こりうるものであるという「危機意識」を常に持ち、業務に当たらなければならないこと、あたりまえのこと(整理・整頓・清掃・清潔・躾け)をおろそかにすることなく、適切に行うことを心がけ、危険を予知し、予測する能力を養うことの重要性を教えていただきました。


重大事故の原因は、6割~8割が人為ミス、その大半がコミュニケーション不足によるものです。
チームケアは、お互いに欠けている部分を補うため手を携え共同で物事を行い、お互いに信頼関係を深め、相手の顔が見えるコミュニケーションを大切にすることで、共通の目的を持つことができる。
このことが事故予防に繋がるのではないでしょうか。


地域包括ケアシステムも超高齢化社会に向けて、地域で取り組むチームケアです。
今回の研修には、通所リハビリテーション・訪問介護・訪問看護・居宅支援等で勤務する在宅チームと老健で勤務する施設チームの様々な職種の職員が参加しました。
個々の職員の努力とチームワーク、そして、組織全体で事故予防に取り組み、利用者様はもちろんのこと、働く職員全員が安心して安全に過ごせる体制を今後も整えていきたいと思います。



今回の施設内研修開催にあたり、株式会社ケーエスケー 松村様、園田様、田口様、お忙しい中有難うございました。
そして、講師との連絡調整や会場準備等にご協力くださいました、西山薬剤師をはじめ関係職員の皆様ありがとうございました。

介護老人保健施設やよい苑HP

投稿者:医療安全管理委員会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする