朝夕の6時、7時前後のニュースをテレビ朝日で観ている。特にその中の、トピックスのページとでもいえる部分がおもしろい。どうでもいいような事柄ではあるが、世の中いろいろなるなぁと思えて楽しかったりするのだ。或る小学校で<競>の字を使って短文を作れという宿題を出したところ、1人の生徒が、「じぃが、競馬で5万円すった」と書いて来たそうだ。私は笑った。気持ちよく笑った。よくぞこのネタを拾って来たと拍手したくなった。この話からひろいろな想像が広がる。まず、この爺は私と同じように馬券は電話で買ったはずだ。なのに、なぜ、家族にバレたのだろうか。バレたら婆に怒られたのか、息子に注意されたのか、息子の嫁にヒヤかされたのか。それとも爺はヘソクリを持っていて、5万円ならみんなに内緒で使えるのに、うっかり買い目を記したメモを置き忘れて婆にみつかってしまったのか。
私も、毎週土曜日と日曜日に馬券を買う。婆に内緒ではない。資金は預金通帳に入っている。以前は1日に4,5千円ずつ買っていたが最近は少し購入額が減った。勝負カンが鈍くなって来たからだ。テレビの競馬放送が終わると、婆に結果を訊かれる。私は正直に当たりはずれを答えるが、たとえば3千円買ったのが3万円になっても黙っている。その反対に、今月は8連敗だなんていうことも言わない。つまり、自分のことはあまりおもしろくないのである。テレビの短いニュースの中で、しかも小学生の短文にあるのがおもしろいのは、他人事だからこそだと思う。
私も、毎週土曜日と日曜日に馬券を買う。婆に内緒ではない。資金は預金通帳に入っている。以前は1日に4,5千円ずつ買っていたが最近は少し購入額が減った。勝負カンが鈍くなって来たからだ。テレビの競馬放送が終わると、婆に結果を訊かれる。私は正直に当たりはずれを答えるが、たとえば3千円買ったのが3万円になっても黙っている。その反対に、今月は8連敗だなんていうことも言わない。つまり、自分のことはあまりおもしろくないのである。テレビの短いニュースの中で、しかも小学生の短文にあるのがおもしろいのは、他人事だからこそだと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます