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バレンタインデー

2019-02-16 12:10:44 | 日記
小中学校は男女共学だった。バレンタインデーのバの字を聞くこともなかった。もしその頃女の子が男の子にチョコレートを贈る習慣があったらどうだったか。隣家の1ツ年下のYちゃんが板チョコ1枚くれたかのしれないが、アテにできるのはそれぐらいのものだ。つまり、私は異性にはモテなかった。

会社員になってからも同じである。義理チョコという言葉があるようだが、もらえたとしてもその類のものでしかなかったと思う。そもそも私は途中入社の人間であって、入社時はすでに妻帯者だった。義理モノ以外に望むべくもない。

随筆同人誌会ではバレンタインではないが、大変なプレゼントを先輩女性から頂戴した。山口瞳先生直筆のサインである。それをそのまま硬化プラスチック板に印刷してくれたのも同人の男性だった。山口瞳筆の表札が完成した。これは現在のマンションには使っていない。家宝として娘が保存している。

デイケアサロンへ行く前、ケアマネのOさんから「サロンのメンバー同士でプレゼントの交換などはしないでください」と言われた。ナルホドと思った。麻雀も金品は賭けない。理由は、小さなことでも何か問題が起きると困るからである。私は93歳の先輩にチョコレートをプレゼントしたいと思うことがある。先輩は一人暮らしである。家に帰って、ひとりでテレビの前にたたずむとき、プレゼントされたチョコレートの包みを開け、その中の1粒を口に入れる。それはちょっと良い時間であるはずと思うからだ。それが面倒なあるいは厄介なことになったりするのかなぁ。

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