(有袋類=お腹に袋を持った動物)
哺乳類の中で有袋類といえば、
最初に頭に浮かぶのが
カンガルー。
![0004 0004](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/83/e8c0df94f7b129e2cbcd12430148f5ed.jpg)
(交尾しているカンガルー)
オーストラリアでは、放し飼いになっているといえば、
人間が飼っているようであるが、そうではなく野生なのだ。
夜、高速道路に出てきて、車とぶつかる。
体重は何十キロとあるから、衝突した自動車は大破するし、
時には搭乗者が大怪我をするだけでなく、
搭乗者が命を落としかねない。
そこでグリルガード(ラジエーターグリルの前、
フロントバンパーの上につける)が発明され、
取り付けられることになった。
日本では装飾品として取り付けられるが、
オーストラリアでは実用品であり、
命を守るための必需品でもある。
有袋類で有名な動物の第二は、コアラ。
最も有名なのが パンダ。
これは中国に住む。
コアラがカンガルーと基本的に異なるのが、お腹の袋の付き方。
カンガルーの袋は上が(親の胸の方が)開いている。
しかし、コアラは下のほうが(親の胸の方は閉じており、
両足の付け根の方が)開いている。
どうして下向きに付いているのだろうか?
![Relay1 Relay1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f8/1b1979ed821fbae24d3540cdb0b1acfa.jpg)
(コアラ)
ここからが本題。
コアラはユーカリを食べて生活している。
ところがユーカリは毒性があって、
親のコアラはその毒性を口にしても、
お腹の中で解毒消化している。
ところが、生まれたばかりの赤ちゃんコアラは、
体内に解毒作用をする器官がないか消化酵素が無いか
いずれにしろ解毒消化出来ないという。
成獣になって、ユーカリの毒素を解毒出来るようになるらしい。
それでは、
「食事をするとき子供のコアラはどうするのか?」というと、
親コアラが採って毒性を消化したユーカリを食べて大きくなる。
つまり、親コアラが食事のユーカリを食べ毒性を
消化して排泄する。
その排泄物を食べるという。
お腹の袋が逆さまに付いている理由がよく理解できる。
子のコアラは親のお腹にある袋の中で大きくなる。
親が食べて、消毒したユーカリを排泄する排泄物の出口から
子供は食事をして大きくなるというのだ。
だから、カンガルーと違って、お腹の袋の出入り口が
逆さまについており、
子のコアラが食事を採りやすいように出来ているのだ。
自然の摂理とはいえ、神様は細かいところに気を配って、
お創りになったものだ。
(つづく)
哺乳類の中で有袋類といえば、
最初に頭に浮かぶのが
カンガルー。
![0004 0004](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/83/e8c0df94f7b129e2cbcd12430148f5ed.jpg)
(交尾しているカンガルー)
オーストラリアでは、放し飼いになっているといえば、
人間が飼っているようであるが、そうではなく野生なのだ。
夜、高速道路に出てきて、車とぶつかる。
体重は何十キロとあるから、衝突した自動車は大破するし、
時には搭乗者が大怪我をするだけでなく、
搭乗者が命を落としかねない。
そこでグリルガード(ラジエーターグリルの前、
フロントバンパーの上につける)が発明され、
取り付けられることになった。
日本では装飾品として取り付けられるが、
オーストラリアでは実用品であり、
命を守るための必需品でもある。
有袋類で有名な動物の第二は、コアラ。
最も有名なのが パンダ。
これは中国に住む。
コアラがカンガルーと基本的に異なるのが、お腹の袋の付き方。
カンガルーの袋は上が(親の胸の方が)開いている。
しかし、コアラは下のほうが(親の胸の方は閉じており、
両足の付け根の方が)開いている。
どうして下向きに付いているのだろうか?
![Relay1 Relay1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f8/1b1979ed821fbae24d3540cdb0b1acfa.jpg)
(コアラ)
ここからが本題。
コアラはユーカリを食べて生活している。
ところがユーカリは毒性があって、
親のコアラはその毒性を口にしても、
お腹の中で解毒消化している。
ところが、生まれたばかりの赤ちゃんコアラは、
体内に解毒作用をする器官がないか消化酵素が無いか
いずれにしろ解毒消化出来ないという。
成獣になって、ユーカリの毒素を解毒出来るようになるらしい。
それでは、
「食事をするとき子供のコアラはどうするのか?」というと、
親コアラが採って毒性を消化したユーカリを食べて大きくなる。
つまり、親コアラが食事のユーカリを食べ毒性を
消化して排泄する。
その排泄物を食べるという。
お腹の袋が逆さまに付いている理由がよく理解できる。
子のコアラは親のお腹にある袋の中で大きくなる。
親が食べて、消毒したユーカリを排泄する排泄物の出口から
子供は食事をして大きくなるというのだ。
だから、カンガルーと違って、お腹の袋の出入り口が
逆さまについており、
子のコアラが食事を採りやすいように出来ているのだ。
自然の摂理とはいえ、神様は細かいところに気を配って、
お創りになったものだ。
(つづく)
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