森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

しんどいけれど

2007-06-14 | 思い・つれづれ
大抵のことは、しんどくても良かった探しをすることで軽減できる。
そう思うことができない時は、かなり無理矢理良かった探しをする(笑)

心配事の細かなあれこれも、元々他人に頼ることが苦手な性分だから
基本的に自己解決しようとする気持ちが強く、ハッキリ言って可愛くないが(笑)
母にさえも言えなかったから、主人とのことも土壇場まで我慢した。

20年前に夢中になれるものに出会え、楽しみが増えた私も
職場のストレスから始まった不眠症には10年以上も悩まされ続けていて、
編み出した様々なやり過ごし方の中での一番の薬は
眠れないことそのものを気にしないことだと分かった。
でも、この頃はそうしても、あまり効果がない。

私の不眠は心因性のものだと判っているので、
それを解決しなきゃ治るはずがないのだけれど、
以前は主人とのことも含め、辛い時に日記を書くことで
少しは気持ちを和らげ消化することができていたことを思い出し、
また日記をつけてみようと考えた。
それが、ブログを始めたきっかけ。

ブログなら本当に心配してくれる人にこそ言えないことも、気軽に記せる。
まとまらない考えも、文字にするとハッキリする。
たとえ稚拙な文章で間違いだらけでも、誰にも遠慮せず気兼ねなく書ける。
すっかり苦手になってしまった文章を書くことも、呆け防止になるし、
プラス何より嬉しいのは、好きなことを好きな時間に載っけられるし(笑)
私には良いことだらけだと思った。

だからこの下は、本来の目的の部分(笑)


不眠が始まった当時の会社や、
その頃出会った人々の中で起こった様々な嫌な出来事。
その傷ついた記憶だけを心に刻み込んで、
今も逃げているだけの、臆病な自分。
それがだんだん嫌になってきた。

死ぬまで働かなくてはならない立場なのに、
ゆるゆるとした時間を過ごしてしまった後、
私はどうしようもない焦燥感に苛まれる。

最後の職場を離れて5年以上経つ。
どんなに待っても、時間は私を完全に癒してはくれない。
むしろ、ますます自分を苦境に追い込むだけだということも解っている。

だんだん、楽な人と楽な付き合い方だけを選んで
引きこもっている自分にも情けなくなる。
なるべく誰かに迷惑をかけずに生きているつもりだったけど、
身内には確かに心配かけてるはず。

子供たちに、一歩でも前進している姿を見せなきゃと思う。
私らしく、自分の足で前に進まなければ。
好きなことを仕事にして生きていきたいなどと、
甘えたことを言っているわけにはいかないのだ。
これをやらなきゃ、私は多分ゆっくり眠ることなどできない。

誰もが心のどこかで孤独や焦りと戦っているんだもの。
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