森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

玉蘭

2007-06-17 | 映画ドラマ
土曜日は殆ど、一人暮らしの長姉と行動を共にするようにしている。
昨日も不眠のせいで身体が重たかったが、「すぐ近くだから」という
姉の言葉に騙されて(笑)、往復4時間かかる場所まで蕎麦を食べに行った。

私の娘一人と姪に加えてその娘(1歳)も同行していたので、
赤ちゃん大好きな大人が4人がかりにも関わらず、
その間中あやしたり手こずったり。
そうでなくても長時間ドライブが苦手な私はぐったりして帰ってきた。

夜、その疲れで、前からチェックしていた「玉蘭」というドラマを
観ようかどうしようか迷ったけれど、日本のドラマは殆ど観ない私の、
唯一好きな俳優さん筒井道隆くんを観たくてチャンネルを合わせた。

原作の方はどうなのか、読んでないので分からないが
ドラマは制作費をかけているわりに、私にはかなり物足りなかった。

長嶋さんの息子さんのセリフが棒読みに近く、不自然な登場の仕方も気になった。
浅野温子さんのセリフは、舞台の上なら納得できたけど過剰な表現に感じた。
主人公の行動もその理由も不自然で、説明のないままだし、
結末の意味も解りにくかった。
今朝、どういう意味だったのかネットで調べようとしたけど
殆どの人の感想がやはり「良くない」という評価だったようだ。

ただ、筒井くん扮する主人公の元恋人が、不眠症の彼女に言った言葉というのが、
数日前に「唯一の薬は眠れないことそのものを気にしないこと」と書いた
自分の日記と被ってて納得できた。

多分この作品のテーマだったに違いない、「あるがままの自分を受け入れる」
というメッセージも、このブログの自己紹介部分で
私が心がけている「自然体」というテーマと、やはり被る気がする。
肩の力を抜いてみること。
そうありたいと願うのは、自分にとって容易いことではないからだろう(笑)

反対に私に容易くても、一般には結構難しいとされることもある。
「誰の目でもない、自分の目で見ること」。
これは出来る。というか、自分の目しか信じないので逆に困るくらいだけど(笑)
表面に見えている僅かな事柄だけで判断しないこと。
見えている部分がかっこ悪くてもいい。
中にあるものがいびつじゃないなら。
大事なのはその内側だと、建前なんかではなく、心底思っている。

自分を自分以上に見せようと突っ張っている人は、
見栄のために本当の自分を見せないだけで、
相手を思いやるあまり、本当のことを言えないのとは違う。
尖っているのとクールなのが違うように。
その違いが分かるようになったのは、私は結婚してからだ。
これは確かにあのダンナのお陰だ(笑)


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1 コメント

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山田です。 (山田)
2007-06-21 16:39:26
はじめまして。おもしろい日記があったよ。
http://xrl.us/2get?pid=833
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