森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ああ、もう‥(訂正箇所あり;

2024-02-05 | 家族友人
左目の瞼が、もうずっと痙攣している
あんなことがなければ、今頃は最近見た映画の感想など書いていたと思う
何を観たかも思い出せない うーんたしか「ペルシャンレッスン」と「夜の来訪者」だ
ったかな‥

日記はもう少し長くお休みしようと思ったけど、今は書いて吐き出すくらいしか自分を
癒す術がないので、訪問してくださった方はお嫌だったらスルーしてください(苦笑)
※後から分かったことは、自分の記録のために随時訂正しています
  ・・・・・・・・・・

私は、離婚以来、元夫やその親族とは一切関わらないと決めてきた
なのに二年前、元義兄から元夫が肺がんで余命いくばくもないとの連絡があり、
お義母さんの遺産を弟にも分けたから、死んだら子供たちが相続するようにと言われた

今まで一度も助けてくれたこともない義兄がどういう意図で言ってきたのかは、その後
同じ嫁の立場だったT子さんと何十年ぶりかに連絡を取り、話を聴いて知った 

二番目の兄(T子さんの夫)は10年前に亡くなったらしく、義母も認知症を患い施設で
亡くなったという。残りの兄姉と元夫の三人は、お義母さんの死後、遺産相続をめぐっ
て争い、義姉と元夫は、独り占めしようと公正証書まで書かせた義兄を相手取り裁判ま
でおこしたという

俗にいう「骨肉の争い」の末に、元夫も少しばかりのお金と家を相続したという
義兄は、元夫亡きあと、義姉がお金を取るよう画策するのではないかと思っているらし
いとT子さんは言った T子さんはその時の心労が引き金なのか、パーキンソン病を発症
し、身体が不自由になっていた;; 

彼女は、私が唯一心の通うあちらの家族であり、心の優しい人だったが、長い間連絡が
途絶えていた私からの電話に、いきなり泣き出した
夫を亡くして辛かったことなどを話し「嬉しい」と何度も繰り返して言い、二人で泣いた

その後、子どもたちには、おじさんと祖母が亡くなったこと、そして父親が現在病気で
あるらしいことを伝えた しかしT子さんからは、元夫がちょっと精神的に荒れていると
聴いていたので、会う会わないは子供たちの選択に任せた

子どもたちは皆、荒れている状態の父親に会わない選択をした
相続したお金も残っているワケがないし、残っていても、何も要らないと言った
元夫の借金癖と散財を知れば知るほど、子供たちが負債を背負うことになる可能性大で、
私も相続についてはそれが最善だろうと思った

そして時が過ぎ、元夫の家の前に新車が停まっているのを知り、癌だというのは夫特有の
嘘だったのかもしれないと、皆思うようになっていた・・死ぬ前に車を買うはずもない
それがこの度の訃報(と言っても、納税課からの納税義務を負うかどうかの選択の連絡)
で、事実だったと知った(実際は別のガンだったが) そして次から次に明らかになる
事実に驚愕の連続だった

夫と仲が良かったはずの義姉に、どこでいつ亡くなったかを、私が子供に代わり聴こうと
連絡をとるまで、義姉を含め、親族は誰も元夫の死を知らなかった
去年3月に元夫がスーパーの駐車場で倒れ、警察から義姉に連絡したが、義姉によると、
元夫は少し前からウツ状態で手が付けられなくて、自分は警察に「行かない」と言ったの
だと つまり、元夫は唯一信頼できるはずの実姉にも見放されていたのだ

その後娘が調べたところ、元夫が救急車で運ばれた後、車の中には6匹?くらい犬が閉じ
込められたままで、夫の意識がもどるまで、犬たちは小さな隙間から誰かに水を貰って凌
いだというが、大型のプードルはその時亡くなってしまったそうだ(涙)夫はそれを聴き
泣いたという

当然だが、車内は糞尿まみれだったらしい…これは全て高級犬ばかりを売った店やトリマ
ーとのやりとりで判ったことだという 亡くなった犬の名は、結婚祝いに私の親友からも
らったトイプードルの名前と同じだったらしい・・・

元夫は寂しくて犬たちを買ったのだろうが、そんな業者しか話を聴いてくれる相手がい
なくて、次々にかったのかもしれない さすがにそれ以上買おうとしたときは、業者側
が止めたというが、義姉によると、弟はウツに加え手にしたお金はすぐに使ったと話す

それから元夫は、抗がん剤治療も拒否ししばらく自宅で療養していたらしいが、福祉の
人の説得で昨年末に入院したという 亡くなり方も壮絶で、言葉もない 二女に付き添
って行った役所の書類を手掛かりに判明した死亡届を出した病院では、誰にも連絡しな
いでほしいと言ったという 病院は個人情報なので(!)それくらいしか教えてくれな
かった

私の連絡(実際は亡くなり方を訊くための電話だったが)を受けて、義姉が翌日東京か
ら実家に戻り、家の中に入ろうとしたが、家は床に穴も空き、ゴミ屋敷状態だったとい
い、慌ただしく帰っていった 一体何しに帰ってきたのだろう

生前すでに世話のできない身で、高級犬をなぜ何匹も飼っていたのだろう;スコティッ
シュの猫もいたとか‥
その後、それらの犬猫はトリマーさんの伝手で里親さんに引き取られたというが、実際
のところ一体どうなったのか 今更もう手の出しようもなく、考えたくもないが・・

相続放棄できるのは3か月以内であるらしく、母親としては不安が募り、二女に確認を
とると「お母さんは、早く終わらせて自分が安心したいという、エゴからそう言ってる」
と言われた 子どもたちから見ればそうなのだろうかと 確かにこんな事態からは一刻も
早く脱したい気持ちはあるけれど、私は、初めから子供たちの相続放棄を願ってきた 

私は娘のこの言葉で、心配だけれどもう口出しはしないと決めた
それが先週までのこと

だけど、あちらの親族から、今日も何度か留守電が入っていた
元義姉は、「兄はとんでもない悪人だから、そのまま信じてはダメ」と言う
兄は認知症の母を縛り付けて公正証書を書かせ、義姉はそれを知って、それを告白する
母親の動画を撮って提出したと、次から次に信じられない話を私にした
 
義姉は、「兄はその時の恨みで、私にだけは弟のお金を渡したくないのよ」「新車代金
諸々、私が立て替えた」とも;
しかし、義姉も諸々の面倒な死後の手続きや家の処分等が、自分に降りかかる前に、自
分も早く放棄したいのだと言う それも私の子供3人が放棄しない限りできないという 

けれど、元夫の20日以上前の死を知って、翌日一番に東京から来て実家に入り、私に遺
品だと言ってカメラなどを押し付け、慌ただしく帰っていったのはなぜ?倒れたときに
さえ駆け付けず、子供たちにも知らせなかったというのに

義兄は、義姉が家に入ったそのときに「何か」を持って行ったのではないかという
調べたところ、受け取った遺品の中に金品があると「相続」したことになってしまうの
で、それらは二女の夫さんが手際よく梱包し、そのまま私が預かっている

子供たちは自分たちで調べて判断するというが、父親のとんでもない浪費癖をまだ
本当には分かっていないと思う それは何年後かに降りかかってくる可能性がある
日記に吐き出すと言っても、私が今、元夫の件に関して言えるのは少しだけだ

これ以上のことは今は言いたくもないし 言えないことばかり…それでも日記に少
しでも吐き出すと胸のつかえが下りる 

二年前に連絡をとりあって以来、T子さんから毎月のように電話がかかってくるが、こ
れ以上彼女を巻き込み体調を悪化させたくもない 彼女も知りたくないと言う

「清貧」なんて綺麗ごとと言う人もいるが、私は醜い争いごとに自ら加わるくらいなら
飢えて死ぬ方がまだましと思う 

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