森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

視点  (追記あり)

2020-08-06 | 思い・つれづれ
今朝、羽鳥モーニングショーの番組内で、玉川徹さんが謝罪した。
前回の「そもそも総研」での放送が、ハンセン病に関しての誤解を招きかねないものだったと。

「厚労省官僚は擬陽性者隔離についてハンセン病のように人権侵害を問われる事を恐れて、
PCR検査に消極的」 との玉川氏の見解に、ハンセン病患者から番組に対して抗議があったとの
ことで、今回、彼は「ハンセン病の隔離政策とコロナ対策は全く別物で、そもそもハンセン病感染
力は極めて弱く、当時の政府が誤った政策で隔離し、差別を招いた(経緯がある)。番組で ハンセ
ン病を引き合いに出した事自体、(国の間違った政策により)差別と戦って来られた皆様を傷つけ
たことを深く反省します」と語った。 

けれど、その日の彼の発言の骨子は、殆どないに近い「偽陽性」を言い訳にしてPCR検査数を増
やすことに消極的な発言をした厚労省の「お偉い方」を追求したもの。もちろん、ハンセン病の方
々を傷つけたことは深く反省しなければならないとしても、「そこだけ切り取って」攻めるのは論理
のすり替えになると思った。

その「羽鳥慎一モーニングショー」では先日も、「新型コロナ対策分科会」メンバーの釜萢敏氏がリ
モート出演し、玉川氏が釜萢氏に「僕らは専門家の人の意見を届けてほしいんですけど、必ず経済
のバランスをとるっておっしゃるんですよ。それは政治が考えることであって、専門家の方が考えるこ
とではないと思うんです。しかし、必ずその話をおっしゃる。だから逆に不安になるんです」と疑問を
投げかけた。

釜萢氏は「緊急事態宣言を出した時のように、すべての生活に自粛をお願いすれば感染が抑えら
れることはわかっているわけです」としながら、「感染拡大の防止という観点から、それだけをお願
いすれば我々は役目を果たせるんだろうかと、それだけでは具体的な解決策を提示したことになら
ないという風に考えています」と答えた。

玉川氏が「個人としてはどうですか? (政府の対策に)介入するなら早い方がいいと思うんですが」
と質問すると、釜萢氏は「感染の拡大を防ぐという意味では有効な方法です。それ(緊急事態宣言な
どの対策)が取れないということも踏まえないと、国に対してしっかりした提言ができないという意識
です」と返答した。

玉川氏がさらに追及していくうちに、釜萢氏は、「感染者数が爆発的に増えた場合には強いブレーキ
を踏まなければいけないということをお示しするのも役目だと思います。専門家の分科会として国に
お願いすべきかというと、個人的にもそうは思っていません」という発言に終始した。

一方、白鴎大教授の岡田晴恵氏は、静かな口調で「釜萢先生はお医者様でいらっしゃるわけで、医学
者は医学に忠実であればいいんじゃないですか?」と語りかけ、「経済とか政治は政治家に任せれば
いいわけで、専門家会議や分科会の先生方は、ウイルスや医学や治療だけに専念してお話しされた
方が国民は納得するのではないでしょうか」と述べた。

「サイエンティストはサイエンスだけやればよくて、マイノリティーでよくて、マジョリティーになる必要は
ないし、正直であった方が先生もお楽なんじゃないかと…これは老婆心なんですが。でないと、国民は
何を信じていいかわからなくなるんじゃないかと思いました」と語った。

これに対して釜萢氏は、「私ども分科会の役目としては、政府が政策を決めるために役立つ専門的な知
見をお示しするということでありまして」と前置きし、「自分の言いたいことを言わないで我慢しているよ
うなことはないし、政府の政策が正しく行われて、国民に対してよい政策になるように願って全力で取り
組んでおります」と答えた。

岡田氏は「すいません。私の誤解でございました。申し訳ございません」と頭を下げた。(一部ニュースより抜粋)

けれども、私が見た限りでは、岡田さんは釜萢氏からそういう「専門家としてのあるべき姿勢」を引き出し
確認したもので、頭を下げて「どうかそのような姿勢でお願いします」と言っているように見えた。賢い☆

このコロナに関する情報番組でのやり取りは、それぞれの「立場」により「見解や視点の相違」があるの
が透けて見えて、私たち視聴者にとって「何がコロナ対策としてベストなのか」という、本当に必要な情報
が置き去りにされている番組は「要らない」と思っている。

例えば先日のお昼の情報番組「バイキング」でのやりとり。こちらでは
政府の「GoToトラベルキャンペーン」で東京を除外したことに関して、例のコメンテーターでフジテレビの
平井文夫上席解説委員が、坂上忍氏と白熱の議論を行った。(以下、スポ報知ニュースより抜粋)

まず、坂上が「東京除外というのは納得はしているんですか?」と聞くと、平井氏は「してませんよ。してません
けど、みんながそう言うならしょうがないかなみたいな。だから今年の夏休みはどこにも行けないかな」と東
京除外は納得していないとした上で、「民主主義は移動は自由なんです。人に強制されないんです。だけど
今、日本は事実上そういう同調圧力があるのが、僕は一番気持ち悪いです」と語った。

この発言に坂上は「同調圧力というのは言い過ぎだと思う。逆に平井さんの方がその言い方をされてしまう
と、言論封殺じゃないけど、そういう言い方をするから何にも出来なくなってしまっているんだよという。まるで
政府の一員の方のような意見に聞こえて、逆に恐怖を感じてしまう」と反論。

以前にも日記でボヤいたかもしれないけど、この平井さんという人、なんでこの人が「上席解説委員」なんだろ
う・・と首をかしげたくなる。政権擁護発言ばかりを繰り返し、そのためにかなり国民感情とかけ離れた問題発
言を繰り返している。フジテレビだから仕方ないよというツイートも多かったけど、コロナ禍で国民の厳しい目が
注がれる中、テレビ局や出演者の姿勢や視点も問われているのかも。
     ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

※追記 本当は猫の話で日記を書くつもりだったのに、なぜか朝の情報番組の話題で時間切れ;

このところ、福太郎が急に老け込んだ気がする。12歳だけど、比較的健康に問題はなかったし、食欲も普通に
あった。だけど、目はかなり白内障が進行してあまり見えてないのかもと思う。
それと、ベッドを入れた途端に、そこで(自分のモノのような顔で)一日中過ごしているし、故に猫に付き物の「
毛のお手入れ」と「毛玉を吐く」行為がそこで始まってしまうことも。

 

で、今朝も寝具を大量に洗濯した。洗い替えや穴をあけられてしまうボックスシーツは、今度はネットでお安いの
を購入した。
 

外に買い物に出られない時期故、通販の箱が溜まるww

 

 

「兄ちゃん、靴の箱は小さ過ぎます;」


・・・そういうキミも・・だよねw

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