森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

人の身体の不思議

2018-10-26 | 環境・健康
昨日、病院嫌いの私が、とうとう循環器科へ行ってきました。
つまり、それほど激しい動悸が続き、風邪も相まって血圧の乱高下が続いたのです。
これまで血圧はほぼ正常だったのに、なんと朝一に測ると上が158もあるかと思えば
同じ日の職場の休憩時間には上が78で下が45だったり@@;

結果は、やはり血圧はやや高め。血液検査の結果は後日しか判らないので何とも言え
ないけれど心電図は一応正常でした。動悸がする時の状態は24時間測ってみないと
判断できないそうです。姉の罹りつけだけあってとても良い先生で親身に話を聴いて
くれ、既往症や不眠のことも全て話したので風邪や副鼻腔炎にも効くお薬を出してい
ただきました。
 
不眠が続き、ずっと喉が詰まるような感じだったので、やはり副鼻腔炎も悪化してい
たのでしょう。昨夜は本当に久しぶりによく眠れました。副鼻腔炎のせいで不眠だっ
たのか、不眠のせいで副鼻腔炎が悪化していたのかは判りません。が、副鼻腔炎その
ものの症状は最近「ツボ押し」でかなり軽減していたので、飲みたくなかった市販薬
も飲んでいなかったのでした。(でも、体の中には蓄膿していたのかな?)

9月末からの長い不眠状態から抜け出せず、10月からの人手不足で職場が更に
ギスギスとした雰囲気になったせいか、その後ストレスは日々増していました。
このところの睡眠時間は、平均して1時間も無かった気がします。

加えて健康番組などでは「睡眠負債が認知症を招く」などと、盛んに脅しにかかる
のですから、「認知症」が一番怖い私はますます焦りました(笑)
私の不眠症歴は夫と別居して10年近く経った頃からで、この症状は「眠ろうとする
焦り」が、最も危険な事なのだと知っているのに。

 

案の定、危険なループにハマってしまい、眠ろうとすればするほど一睡もできなく
なりました。
そしてとうとう先週土曜、勤務終わりの疲れが尋常ではなく、姉に車で職場まで迎え
に来てもらう始末で、最も忙しい翌日曜には眩暈で立ち上がれない程の状態でした。

その日朝一番に売り場責任者の女性に電話でその旨伝え、病欠を願い出ました。
9月末のあの件以来、平静を装いつつも彼女への不信感が無意識のうちに私の中で「燻り」
のようなものに変わっていて、私はどうにも彼女に「借り」を作りたくなかったのですが、
そうも言っていられない状態でした。彼女は一瞬「あ~」と困った声を出しましたが
「分りました何とか調整します」と言いました。

彼女は最近、重箱の隅をつつくように、やたら小さなことを注意してくるようになりました。
私のせいではないことであっても理不尽にも「気をつけてください」と言ってくるので、初
めは弁解しようとしましたが、「これはわざとだな・・」と気づき、馬鹿らしくて飲みこむ
ようになりました。なので、私の病欠ももしかしたら仮病と思うのではないかと迷ったです
が、この日ばかりは仕事が出来る状態ではありませんでした。

 

姉たちからは、有難いことに毎日のように食事が届けられました。

翌月曜の休日にあらゆることをして体力を整え、気持ちを立て直して火曜に出勤しました。
自分の不眠のそもそもの原因は、Gさんを辞職に追い込むよう孤立させようとする圧力に
抵抗したことから感じ始めたストレスだったような気がします。孤立状態にされても頑張っ
ているGさんを観て、逆に励まされていたのも事実。

でも、もしかしたら責任者の女性も孤独なのではないか・・と気付いたのです。上司からも
「言うことを聴かない」と言われるGさんを、何とかしなければ自分の立場も危うい。でも
自分には私たちのように同じ立場の「仲間」が居ない。彼女の孤独を思うと、可哀想にも思
えてくるのでした。

Gさんを庇っている自分に意地悪をしているという感じ方も、私の妄想に過ぎないかもしれ
ない。もしそうでなくても、私が同じような「頑な」な態度をとれば、事態が良くなるかと
言えばその逆かもしれず、最終的にGさんのためにもならないのではないかと。
そう思って、責任者の女性や病欠で迷惑をかけた同僚に謝罪し、笑顔で話しているだけで心
がスーッと穏やかに和んで行くのが分りました。

怪我をしたMさんと電話でも話しMさんの時間の穴埋めをほぼGさんがしてくれていること
を知り、Mさんも少し反省をしているようでした。私はその後も体調が優れず、昨日急遽
休んで病院で検査となり、上司から「月曜まで休んでください」と言ってもらいました。
(責任者の女性からの電話でした)

これで、私は「使い物にならない」人扱いされるかもしれません;が、日数を減らすことを
考えていたので、出勤したら早速その相談をしようかと思います。もしかしたら私も「辞職」
に追い込まれるかも・・ですが、しがみつくほどの気力も体力もないし、それも次の一歩に
繋がるかもしれません☆

不信感が不信感を呼び、それが周囲に伝わり、又自分に返ってきてさらに苦しくなる。
何より「人を疑ったり嫌ったりするのは、自分の身体を痛めつけているようなものだな」と
改めて思ったのでした。

 
     にゃんとかにゃる!
 

福太郎の大好きな遊び「銀杏ころがし」。今年も戴いた銀杏を一つ一つ剥きました。

 

キリッ      

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