人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

山で生きる仙人

2019年05月03日 | 健康革命家のお仕事
私のパーソナルを受けている中に80代女性の山屋(色々な山を登っていた方)の方がいます。

その女性のご主人が亡くなった際に、とある山小屋の主人で仏像を彫る方がいるので、実際に会ってお願いしたそうです。

そして、数か月後に出来上がったという知らせと共に山奥の小屋に行き、仏像を受け取り家に帰りました。

仏像を家族に見せると「あら、本当にお父さんによく似た仏像だわ。本当に良かったわね」と娘さんが言うそうです。
えっとまじまじとその女性が仏像を見ると、確かにご主人に似ていたそうです。

山小屋の主人には写真など渡していないのに。。。家族一同驚きを隠せなかったようです。



それからどのくらい経つのかは分かりませんが、毎日そのお父さんに手を合わせて幸せな生活をされています。
「いつか只木さん(山小屋の主人)に御礼を言いたいなあ。私が行くのはもう難しいけど。」

確かにその小屋はどんなに近いルートでも麓から歩いて2時間かかります。通常のルートでも約5時間
かかるので、そうやすやすとは行けない場所です。

山小屋「丸川荘



「こんな悪天候によく来たね。ほかの登山客はみんなキャンセルになっちゃったよ」

自然体でごつごつした手がその人生を物語っている仙人が迎え入れてくれました。

ドロドロになった衣類を小屋の前にある濡れた枯葉で拭き取り、
ある程度綺麗に身支度を整えのんびりしました。

そして今日来た目的と日本酒一升瓶のプレゼントをお渡ししました。

「えっ、そんなことあったっけなー。私ももう70代だからなあ。認知症になったかなー。」

調理場と食堂を移動しながら「どんな人かなー」と色々と聞いてきます。

「あーーー、確かにそんな依頼を受けて作ったなー。ただそれ何十年も前だよ。」

時間という概念がなくなった平成最後の夜が過ぎていきました。



翌朝、仙人から木彫りのスプーンをその女性に渡してくださいと託されました。

数十年前の事をこうして覚えていてくれて、プレゼントしてくださるなんて大感激だよ。本当にありがとう。



天気予報は雨でしたが、山小屋の前には青空と見事な富士山が広がっていました。

令和初日、新年号もいい時代になりますように!!











私も仙人に仏像を彫ってもらいたくなりました。自分のを生きているうちに^^

当たり前が当たり前でないことに気付くこと
そのために当たり前でない体験をすること

1泊2日のコースをばっちり作れました!

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