あらゆる存在には何かしらの役割や能力があり、
運良くそれを活かせる場面があり、
それで何かの役に立っていると感じると人は素敵な表情になるようです。
写真撮影が好きでその空気に溶け込み、自然な様子を留めてくれるカメラマンの小出さんの写真を見ながら思いました。
料理が好きな人は美味しい料理を作り、
野草が好きな方は皆に伝えると共に野草ピザで興奮し、
目に見えない世界の声が聴こえる方はそのメッセージを伝え、
お酒が好きな方はたくさん飲んで場を和やかにし、
ヨガや絵が得意な方はヨガや絵で皆を笑顔にし、
どんな時も「修行っす」と言う方は明るく周りを和ませ、
年を重ねても精力的に活動する方々は目標と言われる存在になり、
小説を書くのが好きな方はその文章で人の意識を変容させ、
ピザ窯の番人は絶妙な焼き加減で美味しいピザを焼き、
金色に変身したい人はどんな時も変身して、、、。
きっと誰もが何かしらの能力があり、
「まだない!!」と言っている人も、
それが眠っているか見出してもらってないだけであると信じ込んでいます。
自分の能力を活かすためにも色々と経験してみて、様々な人々と交流する中で誰かに何かを頼まれたり、ちょっとやってみていくうちに、個々に備わった何かしらの能力が覚醒していくのかもしれません。
「4年前に構想した足湯プロジェクトもやってみたい!」と言っていた小出さん。
足湯の桶は左官職人だった祖父の"ふね"を活用するのは決まっていたのですが、
お湯はどうしよう?とあれこれ考えていました。
「きっと誰かが何とかしてくれますよ!不完全な方が楽しいはず^^」
とりあえず”ふね”だけ持ってきて、
お湯をどうするかはその場にいる人々が楽しそうにアイディアを出してくれました。
その結果、
「4年越しの夢が実現しました!実現に向けてご協力いただき皆さんに感謝申し上げます!!!」
ととても嬉しそうでした。
参加した小学6年生は、
紡ぎキャンプにいる大人たちと接して、
「みんなすごい楽しそうに生きている!自分の考えをしっかり持っている!人生楽しそう!」
と自分の能力を発揮して幸福感を得ている大人たちに大いなる刺激を受けて次の目的地に向かいました。
雨という空からギフトの中で開催された紡ぎキャンプを今年も無事に終えられました^^
参加してくださった方々、
サポートしてくれた方々、
umikazeキャンプ場、
先祖の山、
どうもありがとうございました!!
PS キャンプイベントを終えて小学6年生が向かった先は未開の山。下界から約2.5km離れた山の中で無事に一晩過ごすことはできるのか。
番外編につづく。