人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

3年前の想い出とエベレストから届いた招待状

2017年05月15日 | 
 3年前、行かずに死ねるか!

ということで貯めたお金を放出して、パレスチナ-イスラエル・ピースマラソンに出場しエルサレムから死海に行って海中浮遊。

−400メートルの地(死海の標高はこのくらいらしい)で低所順応をする。








『人生はバランスが大切だよ』声がしたから、ゴールド・マンに変身してひとっ飛び。

いざネパール・エベレスト街道へ。
目標はベースキャンプの5300メートルくらい。

スタート2日目、3450メートルで高山病へ。気合と根性と、気のせいだと思い込み突き進むものの4250メートルで本当にダウン。水を飲んでも、薬を飲んでも嘔吐し、受け付けない身体。吐き気、頭痛、悪寒と体調不良の玉手箱^ ^

昼から宿で休み、あらゆる衣類を着込み、毛布2枚かぶるも止まらない震え。

『外からの暖めでもダメな場合は、中から温めてごらん』と、マスターベーション。

悪寒が止まった!!

低所順応と高所順応は同時にはできないことを身をもって知る。そして私は虚弱体質だと思い出す。(生来の私は喘息やアレルギー体質、身体もひ弱)

下山する
ああ下山する
下山する

朦朧としながら心に誓う。


翌朝5時に目覚めると
『行っちゃいな、行っちゃいな』
と鳥さん達が言ってくる。

そんなこと言われたら行くしかないなあと、魂を削ってエネルギーに変えてGO。

〜中略〜





約48時間ほぼ飲めず食えずで歩いている自分を上から眺めている不思議な気分。

〜中略〜

必死になって3000メートル弱まで降りてきて泊まった宿のご主人が元柔道家のシェルパ族。夜な夜な身振り手振りで柔道話に花が咲く。

スキなワザは?ナゼ、ジュウドウがスキ?

初対面で大して言葉も分からないのに、会話が途切れなかった。

『来世もまたこの地で生まれ、エベレストの麓で柔道を子ども達に教えたい』
『来世じゃなくて、今世でやっちゃいなよ』



帰国後に、必要な時に必要な方が現れた。

後輩の柔道家の好意から畳が100枚以上手に入り、膨大な輸送費はドイツ人のおかげで軽減された。たくさんの困難がやってきても、不思議な程に協力者が現れて、自分の担当できるところだけを手伝って颯爽と消えて行く。

今年、エベレスト柔道クラブからオープンセレモニーの招待が届きました。

ひょいっとエベレストの麓へ行ってきます。(5月27日〜6月3日まで日本不在です。何かある方はお早めに!)

『死にそうな経験をして生きていると、どこかから素敵なプレゼントがある』
生死に関わるような体験をした方と話していて、共感したけど、世の中不思議なこともあるもんだなあ。






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