断舎離

　6月中ふと実家に帰省。

少ない時間で、12歳から19歳まで過ごした部屋の

断舎離を決行。

いるかいらないかというより、



「全ていらない！！」



紐で縛り、分別してビニール袋に入れる。

鍵をなくした開かずの机の引き出し。

バールで壊した引き出しから出てきた

思春期の数々の想い出。



試合に負けて、その悔しさからか

自分に課した毎日の筋トレメニュー表

うーん、20年前から筋トレを一人でしてたのね(笑）



そして、押し入れから出てくる

たくさんのアダルトビデオ。

そして、それを片づけている最中にやってくる母親。

相変わらず、間がいいのか悪いのか、

時代は繰り返される。



断舎離で

今回、さようならをする書類君、本君、洋服君、などなど。



今の自分を作ってくれて

本当にありがとう！！

不戦敗

　記憶している限りで

人生初の不戦敗…

畳の上で名前を呼ばれているにも関わらず、

道着も着ていないのでTシャツ姿のまま聞こえていないふりをする。



　試合前日の稽古

ウォーミングアップもしないまま、

普段はつけるはずの腰のサポーターもまかぬまま、

ほぼ1年半ぶりの“乱取り”を行った。

そして、20分後…

冷や汗なのかあぶら汗なのか

嫌な予感が身体中を突き抜け、

腰が徐々に動かなくなっていった。

どう動こうにも電動ドリルで身体を突き刺されたような

痛みが走る。

動けない。電車で家に帰る時、座席に座りつつ痛みのないポジションを探す。

1ミリでも動くようなものなら、顔をゆがめる痛みが襲う。

必死の思いで帰宅した後は、ベッドから動けなかった。

「もう柔道はやめよう。柔道着も全て寄付しよう」



私の持てる限りの知識と技術を駆使して、

翌日少し動けるようになり、試合場に行った。

血が騒ぐ。

ただそれだけ。

仕事のため、

もう歳だから、

練習の時間がない、

言い訳するのは簡単だし、誰かに強制される理由もない。

ただ、やめるという選択肢を選ぶことはやめようと血が言った。

考え方を変えれば、

また強くなれるチャンス！！

腰痛の人の気持ちが分かるなんて、トレーナーとしては大チャンス！！

この状況を乗り越えれば、またたくさんの人に自分の経験と技術と知識を役立てることができる！！

考えを変えれば、この腰痛は最上のギフト＾＾

転ぶことを恐れていたら、何もできない。

転んだら、またうまく起き上ればいい！！



ただいま、ぎっくり腰の改善方法を身をもって試行錯誤中！！

歪み改善→狭義のコアの活性化→アウターユニットの活性→脊柱の動き→くつろぎの身体

の順番でやると驚くくらい腰痛が改善する。

人間の身体は本当に不思議！！