アンパンマン

週に二回、東大和市のジムに行くときに、パン屋「シュガー」に寄る。
できたてのパンの甘くこうばしい匂いが、幸せな気分にさせてくれる。そして、毎回同じパンを必ず買う。そう、巷で話題のアンパンマンパンだ。

アンパンマンを見ると、養護学校を思い出す。私は、アンパンマン体操のお兄さんとなった。最初は恥ずかしかったが、やっていくうちに恥じらいは消え、楽しくなった。子供たちも喜んで踊る。不機嫌な子もアンパンマンと一緒だと急に元気に踊る。私はそこから元気をもらう。元気のスパイラル。

自分の殻を破り、新たな可能性が開けた瞬間だった。大人になると色々なしがらみで、動きが取れにくくなる。それが年をとるということかもしれないが、殻は破るものだよとアンパンマンが微笑んでいる。

元気をもらうため、アンパンマンをかじると、中身はチョコレートだ。

かませ犬

仕事で新しいジムに行った。キネシスの体験会を行った。今回は一ヵ月だけ、体験会をお手伝いする。それ以降は携わることはない。どういう意味かというと、自分の好きな女性に体して、デートのセッティングまではするが、デートはできずに他の人がするのだ。当然、ペッティングはない。
ということである。
簡単にいうとかませ犬であり、マラソンで言うと、ラビットであり、体で言うとさきばしり汁である。

会社に属していると色々あるなぁと勉強になった1日である。

最後に今日の迷言
「ナメられるのは、ち○こだけで十分だ」

ネパール回想紀～柔道場は～

カトマンズのタメル地区は、旅行者も多く原宿のようなところである。通りの細い路地を入ったところにラス一家の家があった。一見は、どこにでもあるビルのような感じだが、中に入りすぐに狂暴で大きな犬が待ち構えていた。これは直感で、金持ちだと分かった。部屋に入ると、ソファーや大きなテレビ、パソコンなどがあり、家具なども高級だ。さらに夕飯をご馳走してくれるという。ネパールに来て、こんな幸運があっていいのだろうか？おじいちゃん、おばあちゃん、奥さん、子供たちにあいさつをすると、夕飯まで三時間一人で外に出ることにした。

今回、私は柔道着を持ってきているにもかかわらず、まだ着ていない。柔道場を探す旅を始めた。
とりあえず、通りを歩いていると、大きな広場に出た。そこで高校生らしき集団に訪ねてみた。「アイムジュードー、ホエアー」すぐに通じたが、肝心の柔道場を知る者はいなかった。ここにはないのかと思った瞬間、一人の若者がこっちと地球の歩き方の地図を指差してくれたが、それは本の先だった。
地図の範囲外にあるがあるとのことだ。あると分かった以上行くしかない。エンジンがかかった。人込みの中、人抜き(部活で行うトレーニングでサイドステップをしながら、人をすり抜ける練習)を行うように帰った。途中で、ニンジャーと言う声が、空耳で聞こえた。
ゲストハウスで柔道着を取ると、外に飛びだした！