人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

第一章~完~

2007年05月30日 | Weblog
 床屋に行き、うたた寝をしてしまった。気付くと、雨が降っていた空は晴れ上がり、頭はさっぱりしていた。ちょうど、携帯が鳴り「今から20分後にに引越しに伺います」とのことである。私は、一瞬耳を疑った。そういえばもうあの時から6ヶ月経っていたんだ・・・
 半年前、突然の会社の命より、右も左も分からぬまま豊田の土地に来た。内容は、新規スポーツクラブの立ち上げ。しかも、周囲の人々に案内する立場。新社会人の、しかも一番ペーペーの私が、そんなことやっていいのだろうか。。。
 案の定、仕事はうまくいくよしもなく、葛藤する日々が続いた。何回、「ドンマイ、俺」と叫んだだろう。見ず知らずの土地に来て、見ず知らずの人々と仕事をする。予想していたよりも、ハードであった。ふとある本で「色即是空」という言葉を知る。すべての事象は色がついていないという意味である。つまりは、すべては自分の考え方、捉え方一つということである。
 その言葉を知ってから、自分の考え方が変わり、プラスに物事を考えるようになってきた。そうすると、不思議なことが立て続けに起こるようになってきた。思っていたことが、スムーズに運び、欲しいTシャツは手に入り、自分が愛知の島を旅しようと思っていたら、いきなり島のパンフレットをいただいたり、・・・数え上げたらきりがない。シンクロニシティーという。これは簡単に言うと「チャンスである」。つまり、何か意味があり、偶然が起きるのだ。いや、偶然ではなく、すべては必然なのだろう。
 それからは、大変だったものの、本当に楽しかった。インフルエンザになったときも、これは自分の体を実験台にできると思い、柔道の試合に臨み、顔を怪我したときも、またネタができたと思えるアホさまで手に入れていた。
 昨日、最後の勤務となった。最後の最後で、レッスンをやらせてもらった。チーフの粋な計らいである。そこで、私の十八番である「腹筋倶楽部」ではなく「コアサーキット」を実施した。夜にもかかわらず、たくさんの方が来て下さり、45分間腹筋だけを行った。もちろん、最後の旅立ちの時は、男山口、ふんどしである。
 この施設では、絶対にできないと思っていても、願っていればかなうものだという事を実感した。この半年間、がむしゃらにやってきた。なんか、もう終わってしまった、そんな空虚が私を包んでいる。本当に豊田での生活は楽しかった。職場の仲間、イントラの先生達(中には、花束を贈ってくれた粋な先生もいた)、お客さん、豊田市柔道会の方、数え上げたらきりがないくらいのたくさんの親切を受け、本当に感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 とりあえず、去年の四月からのジム生活。すべてがオープンだった。。。これで、一息つきそうだ。今後のことはこれから、考えよう。すべては、自分次第なのだから。
 6月1日より、インドとネパールに旅立ちます。インドのチケットも、ぎりぎりで間に合い、なんとかなりそうな感じもします。それでは、ひょいっと修行の旅に出てまいります^^
コメント (5)
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