朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

クエン酸

2013-06-25 20:54:01 | 21世紀
クエン酸
2013/06/26
 新聞のオリコミ広告で「クエン酸普及友の会」の広告がありました。
 私は粉酢のクエン酸で難病の糖尿病その他を克服しましたとあり、医学博士の体験談が書かれています。
 糖尿病から透析になり、今もインシュリンを常用している私(渡邉)は興味をそそられ調べてみました。
粉クエン酸は食物のデンプン(サツマイモ)を原料とし、これを発酵させて作る自然健康食品ですが、果実中に含まれておりますクエン酸と全く同じものです、食品添加規格で製造されておりますので果実中に含まれるクエン酸と比べ安全性につきましても問題ございません。クエン酸は食酢と違って無色または白色の結晶性の粉末です。水やアルコールに溶けやすい物質です。
クエン酸は蒸発しない酸ですから、つんとくる味ではありません。加熱しても後に残るものですから、ケーキなどいろいろな食物のかくし味に使用されています。
クエン酸の酸度は弱いものです(胃液に分泌される塩酸の1/180、食酢に含まれる酢酸の1/3)。
痛風は、体内の尿酸が飽和状態になって溶けにくくなり、結晶化することで起こります。尿酸は弱酸性の尿であれば溶けて体外に排出されやすくなるのですが、痛風の時の尿は強酸性状態にあることが多く、尿酸が溶けにくい状態にあります。 その、強酸性の尿をアルカリ性のクエン酸が、中和し弱酸性に変えることで、尿酸が溶けやすくなり、体外に排出されやすくなるというのです。尿酸が体外に出て行けば尿酸値も下がりますから、痛風の予防・改善・解消に役に立つと考えられるのです。
「クエン酸」は、痛風にも良いと言われているのですが、医薬品でないため、痛風に対する効果を断言することはできません。それに、『ウラリット』と比べたら、通常の「クエン酸」の方が効果としては劣るでしょう。
ですが、「クエン酸」は、身体に害を及ぼすものではありませんし、体内を弱酸性に保つためには、飲んだ方が良いのは確かですから、痛風を予防・改善したいと考える人は、試してみてはいかがでしょう。
 体内の老廃物を排出することは、健康長寿の基本と考えています。尿酸の排泄に効果あれば、他の老廃物にも効果あるれしょう。同じリンパ液で排出するのですから。
 風邪は万病の元と言われますが、クエン酸常用者は風邪に罹らないと本人は断言しています。医者薬屋は、病気が少なくなるから、知識を広めないのかな。