朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

昔の歌

2013-06-06 23:32:22 | 21世紀
昔の歌
2013/06/07
 テレビが面白くないので、ラジヲを良く聴きます。FM放送は音はステレオで良いのですが、若者向きの安易な歌が多く、馬鹿らしくなりますが、時代遅れなのでしょうね? 日本人の唄うラップなど言葉のリズムも合わず、よくするよなーと呆れます。クラシック音楽も似たようなものばかりで、バックグラウンドムージック(bgm)としか聞こえません。
 NHKFMは、深夜版と名付け、アナウンサーが主役で番組が進みます。同業者の明石鉄工所、明石薫さんの弟さんでアナウンサーの明石○○さんも深夜番組のスターです。
 昭和の歌を年度ごとに分けて放送する時間もあり午前3時なのにリクエスト電話も多いようです。
 昼テレビでアーカイブという番組があり、春日八郎と三橋美智也の特集番組がありました。涙が出てたまりません。彼等の歌には歌詞も洗練され、その意味が伝わってきます。現代の素人が作った軽い歌とは違う、哲学・教育的価値があります。現代のAKBや桃色クローバーZなど、30年後に聴くと、その時代が蘇って来るでしょうか?おそらく五月蠅いとしか感じないでしょう。
 春日八郎の「お富さん」など軽いふざけた歌だと思っていましたが、今聞くと真剣な人情の歌です。教育的価値があります。姿勢正しく真面目に歌っている年入った八郎さんは、重みがあり、人生を掛けて歌っているという貫録があります。
 三橋美智也の路線は、地方から出て来て、孤軍奮闘している人を励ましているようです。地方の良さ。人情の良さを歌い、郷愁を誘います。笑わないまじめな表情で、歌詞の真実さを強調しています。
 彼等は私達の時代を素直に歌っていると感じます。カラオケで私はこれらの歌を歌おうと思います。現代の速い歌、作り物のフォークソングなど未熟で、思想・心情がありません。
 春日八郎や三橋美智也に続く現代の歌手は、細川たかし・前川清でしょう。
 彼等は朝鮮の系統ではない日本人の雰囲気があります。真面目で、人懐こい、端正な雰囲気を、好ましく感じます。氷川きよし・五木ひろしなどは、流行っていますけれど、技巧的で楽しませる芸人という感じが強く、私は好きではありません。北島三郎は、縄文日本人の雰囲気で、現代には合わない様にも思います。
 女性歌手には、素晴らしい人が多いですが、岩崎宏美や小林幸子みたいに実力あるのに干されるのをみると可哀そうです。