朝礼の話題

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日本の成長戦略

2013-06-18 23:59:35 | 21世紀
日本の成長戦略
2013/06/19
 安倍首相の第三の矢が発表されています。掛け声を懸けて、税金を安くしたり、補助金を出したりするのでしょう。
 現代日本人は、日教組教育で育てられ、損得でのみ、行動を計画します。
 冒険するほどハングリーではありません。
 戦後の日本の経済成長は、戦争で総てを失い、ハングリー精神によって推進されました。
 現代日本は成長の原動力を失くしているのです。世界の国別競争力という統計では、日本は27位とされています。
 民間の投資・冒険を期待してもダメのように感じます。過去の設備投資のメンテナンスすら十分出来ていないようです。化学工場・石油工場その他装置産業はいつ火災やテロなどで爆発するかしれません。大都会の周辺のガスタンク・石油タンク・LNGタンクなど、戦争でなくても地震・津波で大火災かもしれません。
 21世紀の日本は、明治維新のように、民間設備投資は期待できないとして、国営企業で投資を行い、民間に払い下げることを考えるべきと思うのです。
 海洋温度差発電所も民間で始めるのは石油会社・電力会社の反対で出来ないでしょう?官営発電所として作り払い下げし原子力発電所に代わるものとして普及させましょう。製鉄所・造船所の特需になりますよ。
 日本のコンクリート建造物の寿命は、およそ50年程度と言われている。これに対して、古代コンクリートは、地殻中の堆積岩の生成機構と同じジオポリマー反応によって結合してケイ酸ポリマーを形成するため、強度が数千年間保たれている。現代の鉄筋コンクリートと呼ばれるセメント建築物は、引っ張り力を鉄筋が受け持ち、コンクリートは圧縮力に耐えればよいが、鉄筋が使われていない古代コンクリートは、引っ張り力もコンクリートに依存するといった根本的な違いがある。
 ジオポリマーはオーストラリアで実用化され、レール枕木として使われています。値段はセメント・コンクリートより1割高だそうです。日本のセメント工場をすべてジオポリマー工場に替えましょう。50年の耐用期限を数千年に替えることが出来ます。これも官営で始め、民間に広めましょう。
 鉄鋼構造物・鉄筋コンクリート構造物は、50年の使用期限と定め、ジオポリマーに作り替えましょう。
 鉄筋コンクリートを永久構造物と考えさせたのは、何かの陰謀ではないでしょうか? 私達21世紀人は視点を長くし、1000年先を考えましょう。