朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

デフレ時代を生き延びる

2011-06-21 08:06:48 | 21世紀
デフレ時代を生き延びる
2011/06/20
需要が供給力より少なければ、物価は下がります。需要が供給力を上回ってこそものの値段が上がります。

 東北大地震で、需要は増え、私たち製造業には注文が増えるか?減るか?と考えた時、横這いか増えるかだろう、注文が減ることはないだろうなどと考えましたが、大きい間違いでした。3月の地震から2月絶った5月の注文は30%ダウンでした。自粛ムードは全国的に広がり、需要は減少しているのです。

 これからは、良くて横ばい、どちらかと言うと減少に向かうだろうと心細いです。今ある仕事で採算取れなければ、倒産が待っているように感じます。
 需要のあるところでなくては、会社の規模を大きくし生産力を上げることなど出来ません。それで中国へインドへと海外移転する企業が多いのですね。
 国内でしか仕事の出来ない私たちは、優良企業の海外進出で生じた穴を埋めるのが使命になるのでしょうか?
 手持ちの仕事のコストダウンが出来て、採算取れれば、存在価値はあると考え仕事の改善・経費の節減に努力しよう!

 少子化・老人化が進むけれど、これで生産力が下がるとも言えるが、需要も下がるから、縮小均衡になるだけで、物価は上がることはない。

 戦後の経済成長は、田中角栄の日本列島改造論で決まった気がする。加熱し過ぎてバブルとなり、金融引き締めでデフレとなり現在の状況に続いている。
 デフレの結果、リストラが進み、派遣社員の認可があり、若年層の賃金低下・草食性と揶揄される未婚男子の増加・少子化・高齢化の時代となった。

 もう一度、日本列島改造論を唱え、新たな成長路線に向かおうではないか。
 東北大震災の復興は単なる復旧でなく、津波被災地区を20m位盛り土し将来津波にも絶対安全な地盤を作る工事をしよう。

 新たな投資として国債発行し、消費税増税など需要を減退させる政策は止めよう。
 山地を削り、土砂を災害地区に盛り土し両方に平地を作り人間が住めるようにしよう。原子力発電所も山地に作ろう。空冷の発電所にすれば今回のような事故は防げる。
 関東大震災が来る前に、東北地方を改造し、関東人が移住出来る場所を確保しておこう。リニアモーターカーは首都移転を考え、東北地方に作ろう。

 地球温暖化の今、首都を北に移設することは日本列島改造の目玉になります