朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

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2011-06-06 09:06:45 | Weblog
代謝の回復
2011/06/01
 中年太りの日本人が多い。特に元スポーツ選手・暴飲暴食の輩・幹部社員に目立つと感じます。  
 私自身もメタボと言われ、体重90kg 足腰の痛みで杖なしでは歩けなくなりました。労災病院の整形外科では、脊髄に脂肪が溜り神経を圧迫しているのが原因だ。「手術して取り除きましょう」と言う。若い先生だが信用出来ず退院しました。

 リンパマッサージ(ロルフィング)の麻生先生は違う言い方です。
 人間の細胞一つ一つが生きていて、生きるために必要な物質を取り入れ消費し、老廃物を血液・リンパ液で運び出し腎臓で尿として排泄する。
 量が多いと、排泄しきれず、体内に一時保管をする仕組みがあります。
 それは、普段あまり動かない場所で、骨・関節の周り、内臓を包む筋膜、鼻腔などの空洞などを老廃物一時仮置き場所とすることです。

 暴飲暴食を続けていれば、一時保管が永久保管になってしまいます。
 これが大きい意味での中年太りです。
 鼻腔に溜れば蓄膿症になり、眼窩の奥に溜れば出目金になります。
 肩関節に溜れば、上げ肩・怒り肩になり、骨盤に溜ればガニ股です。
 そして骨格の位置関係が崩れ、筋肉筋膜の緊張から内臓器の硬化、機能の鈍化と進み、慢性病の発症・本態性の病気と発展します。

 老廃物の蓄積したものを、排泄することも代謝の大きい仕事です。
 代謝を十分に働かせるには、不要なものを体内に取り入れないと同時に、蓄積物を分解するための酸素・水の取り入れが必要です。
 中年太りには、肋骨・肺まわりの筋膜に老廃物が溜り、神経線維を巻き込んで痛みを生じています。意識では痛みは感じませんが、肉体自身が痛みを感じ動きを小さくし、自然の呼吸量は大きく減少しているのです。

 麻生先生の治療・指導は、手・肘を使って骨に付着した老廃物を物理的に壊しリンパへ移動させること、そして筋膜に溜り押さえれば痛みを感じる箇所を患者に教え、その場所をマッサージで刺激させて排泄させることです。
 この老廃物の蓄積場所等は遺伝で決まっているらしく生まれたばかりの子供でも付着があるそうです。麻生先生が乳児の時からマッサージしている子供が東京の児童検診で、「こんな優良な子供見たことがない」と検診の医師から褒められたそうです」大きくなったらイチローのようだろうと言っています。

 1年間、通っていますが、痛みは感じなくなり、歩く苦痛は減りました。
 代謝を良くし、今から若返る時期だと、期待が持てるようになりました。