朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

不信任投票万歳

2011-06-02 10:33:46 | 21世紀
行動あるのみ
2011/06/02
 菅総理不信任投票が、今日午後行われます。
 「被災地の復旧を後回しにして・・」とテレビは被災者に言わせます。
 「与野党協力して・・」「政争する時期ではない」「不都合なリーダーでも皆が力を尽くせば・・」と批判の声を、マスコミのコメンテイターと言われる人は挙げています。
 「ああでもない」「こうでもない」「何故やるのか?」「誰がやるのか?」「委員会で決めよう」などの議論はもういいです。
 政府が案を出し、国会で議決し、実行をせねばなりません。
 菅さんは、「非常時だ。文句を言わず、俺の言うことを聴け」と独断専行です。
 このまま、過ぎていけば、決断のないまま、昔通りの復旧にしてしまいます。
 次が決まらなくても、菅さん外しは、絶対必要です。
 民主党の大臣は、どれも頼りなくて任されません。何大臣が、誰で、どんな発言しているか、知っている人は殆どいないでしょう。存在感がないのです。
 彼らは批判の徒、口舌の徒でしかありません。実務能力はないのです。
 彼らは、共産党より下です。
 彼らは、従業員組合の延長が国会としか思っていないと感じます。
 理想が、目的が、抱負が小さいのです。国民の福祉と言いますが、自分の福祉を基準に考える損得勘定しかないのが、現在の民主党代議士です。

 自民党。みんなの党、その他小政党は、自分の考えで動ける人です。
 以前、社会党の福岡県知事との懇談会みたいなものに出席したことがあります。「消費税は悪い」と延々しゃべりますので、「抵抗のため、知事辞任するなどのPR作戦をしましょう」と私が発言したところ、「支持者の意向次第であって、自分の意思で辞任できない」と返答がありました。重ねてどんなことができるのですか?と訊きたかったけれど発言させて貰えませんでした。

 組合出身の代議士も自分の意思では動けないのでしょう。
 日本は、上から下までサラリーマン化して、自分の意思がないのです。
 利権を皆で分け合う、東電の原子力予算にタカッテいる学者や天下りと同じ生き方の人間ばかりなのです。
 彼らに政治を任せれば、食い物にされます。力ある者、理想ある者が政治家でなければ、官僚の思う通りの、天下り天国、高給公務員天国、タクシー通勤、残業し放題、交際費使い放題、の悪徳国家が出来るでしょう。

 南洋や未開発国の汚職蓄財元首の国と同じ落とし穴は日本にもあります。
 日本が道徳理想国家になるには、自立した政治家を選ばなくてはなりません。

国家生存のために

2011-06-02 08:14:39 | 21世紀
日本国の代謝復活
2011/06/01
 自分の身体の代謝の回復を考えていて、日本国の代謝の悪さを連想します。
 ゴミとか産業廃棄物の処理ではなく、人間・役人・役職・老人・年金・法律・憲法・国債・テレビ・新聞・学校・などの社会システムについてです。
 戦後66年、すべての面で、何か新しいものを付け加えるばかりで、廃止ということ敬遠した日本は、老廃物が体に溜るように、権利や義務が堆積し、国家の機能の発揮を止めていると感じるのです。
 一番不都合に感じるのは、人権の擁護が、わがままを正当と認める風潮です。何かの政策をすすめようとすれば、利益をこうむる人と不利益になる人が出ます。人権の考えから不利益は差別である絶対にいけない、と言うのが日本の風潮です。不利益が生ずるなら、金銭的に償い心理的に満足させなければいけないとなってしまい、正義や公正は蔑ろにされるのです。
 護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件について、被害者は正当であると海難審判されました。自衛官の責任の有無についての刑事裁判では自衛官は無罪とされました。被害者の親族は墓にこんな判決は報告できないと息巻いていました。
 民主党系の弁護士で上告し、また、長い時間がかかるのでしょう。
 一般裁判でも、一般市民が刑を決めるため、裁判員制度が始まりました。
 みんなに良いようにと言うのは、きれいに聞こえますが、結局、国費を出して処理することが当たり前になり、国債発行残高は天文学的数字です。
 不都合になれば、すべて改変し、廃止することが、日本社会の代謝促進です。
 給与・人件費の引き下げがカギと思います。菅総理は公務員の人件費10%切り下げの打ち合わせを始めましたが、ポーズだけで終わるでしょう。
 今一番有効なのは、インフレにして実質賃金の低下を図ることと感じます。
 インフレが進めば、給与引き下げも年金の引き下げも不必要になり、戦後の日本スタートの時点にもどれそうに思います。国債返済もインフレ分だけ楽になります。
 個人の才能による収入格差が当たり前になるでしょう。
 大学の閉鎖も進み、だぶついた公務員・社員は自立して生きることになるでしょう。
 実質の労働の重視される時代、農業生産の讃えられる時代がくるでしょう。
 公務員の生活は、映画「生きる」の志村 喬 のような生活が普通になるでしょう。公務員に飽き足らない若者が、新しい日本を創ります。
 安定志向の公務員志望、大企業志望の遊び大学生を排除するのが、日本の代謝復活の切り札と感じます。自衛隊員・消防隊員・奉仕家を讃えましょう。