みなみなんぼう 酔いどれ女の流れ歌

2018-08-24 08:28:58 | みなみらんぼう
みなみなんぼう 酔いどれ女の流れ歌


1 酔いどれ女が 今夜も一人
  酒場でグラスを 抱いている
  睫を濡らして
  惚れた男に 生命を預けて
  流れ流れた夜の川 男はもういない


2 酔いどれ女が ルージュを噛めば
  さすらい暮らしの 流れ舟
  まぶたをくだるよ
  消えた男にゃ 未練はないが
  冷たいグラスに故里が 切なく揺れるのさ


3 酔いどれ女の 行き着く先は
  知っちゃいないさ 夜鳴鳥
  ねぐらもないのに
  雨に濡れながら 口ずさむ歌は
  酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌

  酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌



命がけで男に尽くしたのに恋にやぶれて 酒に溺れた女

男はもういない

巷を風のように ながれ流されて
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