夜汽車 - 五輪真弓 

2018-09-03 00:33:41 | 五輪真弓
夜汽車 - 五輪真弓 


そつと目を閉じれば
よみがえる男唇の冷たさ
きっと幸せにと
一言だけそうつぶやいて
去って行った
夜汽車にさらわれ 星の
地平に消えた恋よ
今は帰ららない
さすらいの人を愛した女
くやみ風

見送った女の
後ろ髪憂いは隠せない悲しさ
結ばれぬ定めと
捨てられた恋の抜け殻は星の数
夜汽車は待ってる今日も
男と女の別れ運ぶために
追いかけた線路のうえ それは
くやみ風

情け知る男の
投げかけた最後の言葉にすがって
行くあてを無くした
女に残されたものは影一つ
夜汽車にさらわれ 星の
地平に消えた恋よ
今は帰らない
さすらいの人を愛した女
この私
この私
この私



柴田理森(よしもり・豊川悦司)は長野のひなびた町の駅員。駅長である父親・憲史(前田吟)と二人暮らしをしている。ある日この町に、洗練された都会の雰囲気を持つ母子が降り立つ。町の有力者である綿貫純一朗(仲谷昇)の息子・広務(佐野史郎)の妻・かほり(夏川結衣)と、その子供・詩織だった。かほりは、詩織を連れて長野のこの町で暮らすことになるが、慣れない田舎暮らしと、かほりの過去をよく思わない純一朗の冷たい態度に胸の詰まるような日々を送っていた。
一方、電車通学をする小学生の詩織と理森は、一冊の童話を通じて言葉を交わすようになる。理森は、そんな詩織の母親の存在が気になり始めていた。そんなある日降りしきる雨の中、運命的に出会ってしまった理森とかほりは互いに強く惹かれ合う。やがて広務がかほりの不倫を疑い始め、想いを抑えてきた理森は、二人の手を引き列車に飛び乗る。それが愛の逃避行の始まりだった…。北に向かって、安住の地を求めて…

1997年TBS系で放映された金ドラ「青い鳥」のあらすじです・・・・・・・

このドラマでも、結構、夜汽車のシーンがありますが、夜汽車というのは見方によって人生の縮図を反映しているところがあります。

夢や憧れ、希望、哀しみ、不安・・・・・泣き笑いの人生と言いましょうか、それぞれの入り交じった感情・想いを乗せて走る夜汽車・・・

やむにやまれぬこの愛は

まるでサーカス 綱渡り

選ぶつもりで選ばされ

まるで手品 そのまんま

突然の愛は 居所求め

今夜も 夜汽車に忍び込む

by ふうちゃん

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