ユーモレスク
「ユーモレスク第7番 Humoresques」は、ドヴォルザークによる1894年のピアノ独奏曲(作品101, B.187)全8曲中の1曲です。
もともとはピアノ独奏曲だったわけですが、後に、オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト フリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler/1875-1962)によってヴァイオリン独奏曲にアレンジされ、有名になりました。
ところで、ドヴォルザークという人は熱狂的な鉄道オタクとしても知られていますよね。
ユーモレスクの曲想も汽車に揺られながら思い付いたものだとか。
作曲の合間をぬって鉄道模型を作ったり、町の操車場に出かけ何時間も機関車を眺めていたりと、鉄道に対する思い入れは並々ならぬものだったようです。