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あの娘たずねて 

2024-01-26 16:03:09 | Jポップス
佐々木 新一


花の東京の どまン中
ぐるり廻るは 山手線
皇居丸ビル 右に見て
とんと一駅 下ります
そこが初恋 有楽町
いつもあの娘と逢った町
ところが世間 ままならず
別れ別れの 西東
どこであの娘は ああ 泣いてやら

水の都の 大阪は
僕にゃあんまり広すぎて
昨日ミナミに 今日キタへ
足も重たく なりまする
一つ噂を 追いかけりゃ
いやになります さみしさで
涙が泳ぐ この胸は
いつになったら すっきりと
誰かあの娘を ああ 知らないか

船が着く街 高松に
今日のとまりは 決めました
たとえ三年 五年でも
逢えるつもりの 逢うつもり
瀬戸の夕陽に 手を合わす
僕の心は せつないに
あの娘はどこへ かくれんぼ
僕の呼ぶ声 聞えたら
顔をも一度 ああ 見せとくれ




佐々木新一さんの最大のヒット曲でしたよね。

まずは山手線を小林旭さんの「恋の山手線」とは逆に外回りで東京駅から有楽町へ。

東京駅がいわば鉄道の「頂点」なので、外回りでも内回りでも東京駅から離れるのはみんな「下り」・・・

それでもこじつけていえば、上野駅が起点の「恋の山手線」より東京駅起点で皇居や丸ビルや有楽町を歌い込んだ佐々木新一さんの方が都会的かも。(笑)

上野駅と東京駅のイメージの違いはそのまま、昭和30年代の落語をベースにした「恋の山手線」と、東京オリンピック一年後の「あの娘たずねて」の違い。

つまり、オリンピック前と後の違いにも通じるでしょう。

とはいえ、「花の東京のどまン中」「とんと一駅下ります」「ところが世間ままならず」「泣いてやら」歌詞の口調はおよそ都会的洗練とも青春歌謡ともほど遠く、

むしろ落語や浪曲や講釈(講談)のような、かなり泥臭い語り物の口調です。

つまり、都会的なものと泥くさいもの、新しいものと旧いものとのミスマッチ感、そこがかえって面白くて、また民謡という旧い世界をベースにした

青春歌謡歌手・佐々木新一らしくて、印象に残りました。

「若さの世界」でエレキギター代わりに三味線の撥音を使ってデビューした佐々木新一には、もともとミスマッチゆえの新鮮な魅力があったのでしょう。

「花の東京」の有楽町でデートした初恋の「あの娘」は姿を消し、噂を追って「僕」は大阪のミナミやキタへ、さらに四国の高松へ・・・・・

ギターを持たない「渡り鳥」みたいに(?)西へ西へと旅します。


















































































































































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