2020/06/08
「限りなく死は続くべしひとつづつ頭蓋を支へ階くだる入ら
[島田修二/葬儀終え皆うなだれて階下へと死は皆に闇を与えり
/読み込めばなかなか怖い歌なるか首をうなだれ階下に降りる
/頭蓋を支えはイメージで骸骨抱えの像とダブれり][短歌]」
「みたきものあまたあれどもなかんづくタヒチの没緋、宇宙の暗黒
[島田修二/この歌は怖い歌ではないけれどブラックホールこれは恐ろし][短歌]」
「『足たたば』正岡子規のパターンだがタヒチや宇宙とスケールは大[][短歌]」
「核爆発一瞬あらばやすけしと橋上に思ひき遠からぬ日に
[島田修二/核爆発事故も含めりゃ遠からぬ日にもおこらんやすけしはだめ
/福島の事故を思えば原発を概念だけでとらえるはだめ][短歌]」
「アドベンに手首の診察受けたなら袋に水が溜まっただけと
[注射針で抜いた。疣は形成外科だと。14日に行こう。][日記]」
「熊沢によりて買いたる『平成史』佐藤・片山の共著であれる[][読書]」
「草むしり三日に分けて行える明日のゴミだしゴールなり[昨日、溝掃除][日記]」
「見えなくてこそつとわれに近づきて取り憑くもののあるのが怖い
[放射線量、ウィルス][短歌]」