2016/02/22
「足元を吹く風のなかまっしろのカンシロギクの花ゆれている(鳥海明子)」
「まん中が黄色で白い花びらをつけて可憐なカンシロギクは
(花言葉:清純)」
「習わしにお中元なるものありき上下ありて三元という(『上元に灯す』)」
「上元は灯籠灯し邪気払う古き慣習中国からの
(旧暦で1/15を上元、7/15を中元、10/15を下元と言って灯籠、寺でろうそく、境内で竿灯を下げて邪気を払う)」
2016/02/22
「尾を見たり顔隈取りの頬白や()」
「尾がながい顔隈取りの頬白や()」
「観賞用キャベツ冬越すテンソクで
(三個あったが、真ん中が腐って消滅。キャベツは夏の季語)」
2016/02/22
「稽古前雑巾掛けの水温む()」
「春蘭の日影で映える黄緑に()」
「
句会での当日の題についての発句。上の方は先生も華さんもいれてくれた。下の春蘭については見たことも話を聞いたこともないので難しかった。花が黄緑というので上の句を作ったか、これで感動はさせられない。華さんの句で
『師を慕い句碑の辺に春蘭植えもして』
を詠まれたが、好評であった。
師-慕う-句碑-辺り-植えると情報がかなり入っていて内容もおもしろい。あとで春蘭の画像を見て想像していた姿と違いがっかりした。うす緑のランということで花の姿はふっくらしていると勝手に想像した。野生で乾いた土地に生えるという。野生だからあまり艶やかでもなく、花のある部所がキツネの口許のようだと言っていた。愛好家が抜いて自宅に植えるらしいが乱獲で減っているようだ。実物をみたいものである。
()」
2016/02/21
「おぞましき事件の記事の隣には河津桜が見頃との記事(清島俊雄)」
「パッと咲く河津の桜ビルの間に(冬枯れの寒さが抜けないこの時期に)」
「人殺し事件相次ぐ報道に間引いて知らす新聞はなし()」
「ビーヒャラピ夏井いつきが選者にと(NHK俳句)」
「ビーヒャラピいつき組長選者にと(NHK俳句)」