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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#17.3943-17.3946

2013年06月07日 |  / 万葉集

6/7
「家持が館で宴会したるとき皆で詠みたる歌を集めき(八月ハチキの七日の夜、守大伴宿禰家持が館タチに集ひて宴する歌)」

「秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来る女郎花かも(#17.3943 右の一首は、守大伴宿禰家持がよめる)」
「秋の田で実りチェックのわが彼氏諸手折りくる女郎花かな()」

「女郎花咲きたる野辺を行き廻り君を思ひ出徘徊タモトホり来ぬ(#17.3944 )」
「女郎花咲く野辺を行き徘徊したる君思い出し()」

「秋の夜は暁アカトキ寒し白布シロタヘの妹が衣袖コロモテ着むよしもがも(#17.3945 )」
「秋の夜は明け方寒い白服をあなたは着たる納得をする()」

「霍公鳥鳴きて過ぎにし岡傍ビから秋風吹きぬよしもあらなくに(#17.3946 右の三首は、掾マツリゴトヒト大伴宿禰池主がよめる。)」
「霍公鳥鳴いて過ぎ行く岡辺り秋風が吹くそんな季節か()」


『少年』

2013年06月07日 | 日めくり帖

6/7
「七編の歌からなれる『少年』は心のうちの彼の写像か()」
「サ・セ・パリを悲歌に数える冒頭の歌ひっかかる語感のゆえに()」
「わが内に棲む森番の少年は古きレコード一枚を持つ()」
「わけもなく海を厭える少年と実験室にいるはさびしき()」
「寒き地で蚤はねましたこのわれを信じる少年とわれとの間を()」
「寺山の少年という言葉には清らかなれるイメージがある()」