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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#17.3940-17.3942

2013年06月06日 |  / 万葉集

6/6
「万代と心は解けて我が背子が抓ツみしを見つつ忍びかねつも(歌十二首 10/12 #17.3940)」
「永遠と心解かしてわが手とるその手見てたら堪えがたくなる()」

「鴬の鳴くくら谷に打ち嵌めて焼けはしぬとも君をし待たむ(歌十二首 11/12 #17.3941)」
「鴬が鳴く崖谷クラタニに身を沈め焼け死んだとてあなたを待つわ()」

「松の花花数にしも我が背子が思へらなくにもとな咲きつつ(歌十二首 12/12 #17.3942)」
「わが身とは松の花かな無視をしてあなた思えど勝手に咲くわ()」

「この歌は機会があればときどきに送れる歌でまとめてでなし(右ノ件ノ十二首ノ歌ハ、時々ニ便使ニ寄セテ来贈ル。一度ニ送レルニハ在ラズ)」


おせいさんのエッセイから1-1

2013年06月06日 | 日めくり帖

6/6
「女には男のようなムスビ目がないのかしらんツルンとすると()」
「そらHマサシゲさんかてしてはるわマサツラさんが生まれてはるもん()」
「風呂にいりあそこの部分の洗い方いらえるひとが羨ましきと()」
「カモカとは『咬もうか』のこと幼きにおっちゃん来ると脅かされたり()」
「いらう女ヒト肉感的とは限らずも肉感的なら太鼓判かな(逆は真)」
「女には『辛抱たまらん』ことはなく落ちていく道ひとつではなしと()」
「奥深き女の性は幾筋も道があるらし遠寺の鐘(陰にこもって、遠くでボーン!という感じで、陰々滅々たる余韻が波のように、揺れ動いて、いつまでも消えない)」
「もろもろの女の悪徳それさえも性の一部に過ぎぬことかな(見栄、嘘、ヤキモチ他)」
「男ども黙ってカブラ抱いておれそして女に縛られておれ(今昔物語に辛抱たまらん男が畑のカブラに穴を開けて致したそうな)」
「団地には無数の窓に灯りあり十里淫風なまぐさくあり(人間臭くないとアカン)」
「してみたい因業ジジイの役回りふるえる娘を連れ行く役を(『長病みに女衒のみえる気の毒さ』川柳)」