ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

100歳まで生きる

2015-10-22 19:21:31 | 日記

 きょうはお休みの日。 たまっている未読歌集を読んで、家計簿をまとめてつけて、事務作業をして、、と思っていたら、夫が昨日から腸が痛いということで、病院へつきそうことになりました。

 

 なにも予定を入れていなくてよかったです。

 

 歌集を3冊持っていきましたが、点滴を待つあいだに少し時間があっただけで、1冊も読み終わらないうちに会計も済みました。

 

 午後から夫は仕事に行ったので、ガレージの周辺ののびきったハゴロモジャスミンの蔓を切っていると、名前は知らないけれど顔は知っているご近所のおばさんが、

 

 「いつもきれいやねぇ」と声をかけてきました。

 「蔓が伸び伸びなんで切っているんですよ」

 

 ええと、このひとは、裏のとおりの公園を下っていったところのサクラソウをたくさん咲かせている家の人だな、と顔をみながら思い出していました。

 

 「ボク、おおきならはったやろ」

 

 ボクって、息子のことでしょうか・・・

 

 「はぁ、もう大学3回生で、21歳です」

 「へえええ! 泥だんご作ってたイメージしかないわ」

 「あははは。 作っていましたねぇ。毎日。 うちの前には泥だんごを乾かす木の棚があったくらいでしたからねぇ」

 「年いくはずやわ」

 

 それから、1時間くらい草をひいたりしながら話をしました。

 

 「サクラソウいつもきれいに咲かせてはりますね」

 「種から植えてポットで大きくしてからプランターに植え替えるのよ。 たくさんあるからよかったらあげようか」

 「ありがとうございます」

 「でも、サクラソウって毒があるって時代劇の侍がいうてた」

 「侍ですか」

 

 このおばさんの情報の出所がおもしろくていろいろ話す。 きょう見つけたうちのスノードロップの芽も見せてあげました。 そして、最後には

 

 「死んだらあかんよ。 身体を大事にして100まで生きな。 60で死んだら年金もらう前やもん」

 

 理由が面白い。 リアルすぎて。 たくましいというか。100までっていわれると、とても人生が長いような気がしてきます。

 

 100歳を目指して老後を生きているひとに比べたら、まだまだひよっこなんだなぁ。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月と六百円 葛原妙子『橙黄』 | トップ | カレー屋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事