いちごを忘れる

　土曜日、右肩MRIの結果を聴くための予約を取っていて、宇治へ行く。今回の先生は肩の専門医だそうで、前回の先生よりも詳しく説明してくれる。目の前で肩にエコーをあてて傷んでいると思われるところを中心に見せてもらった。

　傷んではいるけれど、ケンが切れているとかではないので、庇うよりもストレッチなどをがんばってやって、動かすほうがいいらしい。

　痛いのでここ１ケ月半ほどなるべく動かさないようにしていたのはよくなかったことがわかった。肩に痛み止めの注射をしましょうか、と言われ、びびっているとそばにいた看護師さんが私の表情をみて、「打たなくても薬で様子をみることもできますけど」と助言をしてくれて、「じゃあ、薬で様子をみます！」と即答したのだった。つぎの診察は１ケ月のち。

　大阪で午前中仕事をしていた息子と合流して昼から買い物へ行く。息子は健康診断で目が悪くなっていることがわかって、新しい眼鏡を買いたいということだった。いろいろ見ているうちに、とても気に入ったフレームがあったので、私も買うことにする。

　息子の眼鏡は４０分ほどでできるけれど、私のは１週間かかるらしい。まぁ、すでに３本あるからすぐに必要ということもないからいい。

　家に帰って、玄関に入ったとき、「玄関、小ぎれいになってるやん」と息子に言われる。　えへへ。（来ると聞いてから掃除をした）

　お茶の用意をしていると、「ムスカリ、苦手になったんやて？」という。ここのブログもこまめに読んでくれているもよう。

　「うん、なんか画像みたら怖かった」

　ブログを読んでいるなら私の日常で特に話すことがない。

　翌日は三重県で来週ラストランの電車の撮影に行くという。夜のうちに移動して三重で宿泊するらしい。あいかわらず忙しそう。

　私はWBCも見ないといけないし、お茶がすんだらすぐにお風呂を洗ってお湯を張る。そのあいだに夫は晩ご飯の準備。晩御飯ができるまえに私はお風呂に入り、晩御飯がすむと息子が入る。私はテレビにかじりつく。

　息子がお風呂からあがってきたのにも気がつかないで、熱中してWBCの中継を見ていたら、リビングで夫と息子がばたばたし始めた。あれ、もうお風呂からあがったのかなと思って、CMのあいだにリビングに顔をだすと、息子はリュックを背負って出かける支度をしていた。え、もう行くのか、と思っていると、「ほんじゃまた」といって、夫の車に乗り込んで行ってしまった。

　時刻は２０時。それから行っても宿に入るのは２３時半くらいらしい。

　あ、いちご買ってたのに、出しそびれた！　ということにあとで気が付いた。 　あーあ。　

　それできょうの晩御飯が終わってから食べた。　中川家の漫才で「おかん、いまでも苺買うて引き留めようとしよんねん」というのがあるけれど、おかんの気持ちわかるなぁ。

　たぶん、次回もいちごを買うだろう。　今度は出しそびれないようにしたい。