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いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会

2018-05-04 21:08:42 | 日記

 GWの真っ最中の4日。山城歌会、きょうは欠席者が多いかなと思いながら行ってみると、10名参加でした。いつもの月とあまり変わりません。

 

 お花のきれいな季節らしく、植物の歌が多かったです。千眼桜、御衣黄、藤、花蘇芳、ローリエ、ネモフィラ。

 

 ・兄ふたりのあとを追いつつ牡丹咲く長谷寺までの参道のぼる

 ・卯の花のまえに佇みしばらくを眺めておれば名をよばれたり

 

 そういえば、私も牡丹、卯の花、と2首とも花の歌でした。子供のころから兄に憧れていて、兄がいたらいいなぁと思っていたのですが、気がつけば、兄がふたりいるような状況になっていることにこの間気が付いたのでした。とっとことっとこ先を急ぐ上の兄。振り返りながら私を気にかけてくれる下の兄。

 

 歌についてのコメントは「牡丹咲く」が長谷寺のことか、参道のことかをはっきりさせるには位置を変えた方がいい、2首目については「因果関係」が強くあらわれていないところに好感を持つ、というようなことでした。

 

 山城歌会の終わりに、K氏が「このあいだ、他の歌会に行って、同じスタイルで1首終わるごとに作者名を発表していたら、そういうやり方だとあとのほうの歌は作者が限定されてコメントするのに遠慮したりするからよくない、って言われたよ」と仰ったところ、すかさず「そんなこと考えたことないわ、誰が作者であろうとここは遠慮はないですから」とメンバーのひとりが即答されたことに驚きというか、さすが!と思いました。かっこいいわ。やっぱり。

 

 帰り道、Tさんと話しているうちに、思いがけない共通アイテムで盛り上がり、私は遠回りして城陽駅を通って帰りました。

 

 

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2 コメント

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Unknown (藤田咲)
2018-05-05 06:53:07
「短歌4月号」の「ドリームランド」の7首も、とても素敵でした。これからも、千鶴さんの短歌やブログを読むのを楽しみにしています(*^^*)
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ありがとうございます! (藤田千鶴)
2018-05-07 18:59:46
藤田咲さん、こんにちは。いろいろお読みくださりありがとうございます。ここのブログは「なんにもためになることがない」ことが人気(?)なのだそうです。これからもゆるうく続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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